投稿が遅くなりましたが、ウインターシーズンのメインイベント(その1)として、1月13日(土)〜19(金)まで、斑尾高原をベースに、北信濃のスキー場に訪れていました。約1週間とじっくり時間を取って、スキー三昧となるでしょうか。(そううまくはいかないのが自然なんですが…)
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出発〜上信越道で外せない横川ICで朝食
高速で長距離移動する際、平日だと12時〜4時の高速道路割引があるので、かなり頑張って朝4時までに高速に乗るのが我が家の常ですが、土日の場合その旨味はあまり無い(土日割引ありのため)ため、渋滞を避ける意味も含め、朝5時に出発です。
それでもスキー・スノボハイシーズンのこの時期、関越自動車道は所々でスピードを落とさないと走れない箇所が既に発生しています。
やっぱりこの時間帯に出発しないと冬の関越は厳しいと実感しながら、上信越道へ歩を進めます。
横川ICは峠の釜飯だけじゃ無い
朝の6時半位に上信越道横川ICに到着です。横川といえばおぎのや峠の釜飯が1択ですが、峠の釜飯の販売時間は平日8:00〜、土日祝祭日7:30〜となっており、この時間帯は食えません。(釜飯に時間を合わせると関越の渋滞が始まるため、下り線では永遠に釜飯は食えないという事実…)
ただ、横川ICはおぎのやだけじゃ無い!と声を大にして言いたいのは、群馬名物の駅弁2topと言えそうなブツが朝の6時から食えるという事。
子供の頃から上州名物の弁当といえば…
群馬県民なら知らぬ人はない「だるま弁当」ちょっとオッカナイ顔してますが、食い終わった後は貯金箱として使えます。この中に雪を詰めると本当の意味で「雪だるま」が出来上がります(笑)
ザ五目御飯。非常にバランスの良い具のバリエーション。絶対美味いのが見ただけで分かります。1,000円也。
今や上州名物の弁当といえば…
後は、いつのまにか高崎名物になり上がっていたコレ。
最近各種メディア(マツコの知らない世界など)にも割と取り上げられている、鶏めし弁当、900円也。
鳥そぼろ、胸肉、モモ肉と鶏のトリプルコンボに、サイドデッシュのハンバーグ(笑)
まぁ、ここの鳥弁も不味い訳無い鉄壁の旨さなんだけど、鶏好き元上州人としては…
https://naokeith.com/sotoasobi47/sotoasobi/gocamping/sweetgrass03/
この記事で詳しく触れていますが、登利平の鶏めし弁当ははっきり言って別物。次元が違います。
そんなこんなで横川ICでしっかりめの朝食を摂り、一路北信濃へと向かいます。
一路斑尾高原スキー場へ
北信濃方面のスキー場数あれど僕が1番気に入っており、ここ数年、毎年のように訪れているのが斑尾高原スキー場。バブル全盛期、シタゴコロしかないチャラい学生を夜な夜なツアーバスで運び、アフタースキーのメッカだった「チャダラオ」は今は昔。運営主体が経営破綻した後は転々と運営主体を替えながら現在に至っています。
今や、そのチャラさは影を潜め「コース整備をしない」≒「非圧雪パウダーの宝庫」と言った方向に完ぺきに舵を切り直し、海外で流行りのツリーラン(サイドカントリー)をいち早く導入し、本州随一のツリーラン本格展開のスキー場に変貌しています。
ゲレンデスキーヤー→ナンチャッテモグラー→非圧雪パウダー好き(イマココ)と変遷して来て、本格BCに行く体力も技術も無い身としてはサイドカントリーが今一番面白く、そういう意味において斑尾が1番ハマるスキー場なのです。
2017-18シーズンは雪が多いはずなのに
そんなこんなで、はやる気持ちを抑えながら上信越道信濃町ICを降ります。
信濃町IC出口とランドマークの黒姫山(全く見えない…)
どんよりと曇ってはいますが、降雪は無し。沿道の両サイドを見るとかなり降っていた感じは分かるのですか、ここ数日まともに降っていないのも判ってしまう事実…不安が頭をもたげます。
汚い雪の上に薄っすらしか積もっていない新しい雪
宿到着
状態はあまり良くなさそうですが、何はともあれ定宿に朝9時ごろ到着。
車を降りようとして雪にびっくりして降りるのを嫌がるワンズも、積雪2㎝といったとこでしょうか?新雪に喜んで駆け回っています。
もうここ5年位定宿にさせてもらっているタングラム側東急別荘地に建つペンション。犬OKなだけでなく、スキー中、犬をフリーで預かって頂けているので毎年お世話になっています。もう実家の様にいつもくつろいでわがまま三昧をさせて頂いています。本当に定宿を持つということはありがたいです。
改めて斑尾高原スキー場の概要
斑尾高原スキー場は、東京からだと関越自動車道練馬インターから約250㎞、豊田飯山ICから下道16㎞(雪道メイン。我が家はタングラム側に定宿がある関係上、信濃町ICで下車します)、トータル3時間(渋滞ナシで)の道程となり、日帰りだとかなりシンドイスキー場です。上信越道が開通したことで行きやすくなったとはいえ、陸の孤島的な位置づけであるが故、前述したとおりバスツアーが基本のスキー場です。
斑尾高原は、標高1,350m / 910m(標高差440m)と、そこそこ高いけど実はそこまで標高が高い訳でも無く、他の近隣有力スキー場(野沢温泉1,650m、妙高杉ノ原スキー場1,855m、戸隠スキー場1,750m)に比べると圧倒的に標高が低く、微妙な天候の時はモロ悪影響を受けるイメージの強いスキー場です。
しかし、近年のBCスキーブームに乗じて、大胆にも非圧雪ツリーランコースを整備し、東日本のスキー場の中でも圧倒的なサイドカントリーのスキー場に近年生まれ変わっています。
コース数 | 31コース(初級30%・中級35%・上級35%) |
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リフト数 | シングル1基・ペア4基・トリプル4基・クワッド2基・動く歩道2基 |
上級向け ツリーランコース |
パウダーウェーブ / パウダーウェーブ2 / リバーライン / クリスタルボウル / NINJA / SAWA ※ツリーランコースは全てが非圧雪(Madapow)コース |
ファミリーアドベンチャーコース | ラビット / カモシカ / ベアーコース ※ファミリーアドベンチャーコースは全てが非圧雪(Madapow)コース |
標高 | 最上部:1,350m / 最下部:910m |
営業時間 | 8:30~17:00/ナイター17:00~21:00 (12/31は24:00まで) ※ナイター営業日:12/23(土)、12/29(金)~1/3(水) 1/4以降は毎週土曜日と1/7(日)、2/11(日)の営業で3/24(土)まで |
出典:コース図ともに斑尾高原スキー場HPを参照
新雪が無い日は荒れ放題でシンドイコースですが、降雪があった後のツリーランコース、ファミリーアドベンチャーコースは格別であり、僕は基本、斑尾ではここしか滑りません。
1月13日はコンディションは悪かった
タイトルとおり、到着日の13日はまとまった雪がしばらく降っていない状態(宿のオヤジ曰く正月4日にまとまって降って以来、それ程降っていない。との事)で、コンディションはお世辞にも良くは無かったのが残念でした。
レストハウスはハイジとバンフの2択
ベースとして優秀なのはハイジ
斑尾は斑尾高原ホテルを中心に駐車場等も整備されており、レストラン白樺等がありますが、メインゲレンデから離れており、一旦滑り降りないとメインゲレンデに辿り着けない初っ端から「接続の悪い」スキー場です。(接続の悪さは至る所で見られ、それが斑尾をストレスにする要因にも…)
従って、食事や休憩に白樺は一度も使った事はなく、メインリフトであるスーパークワッドリフト近くのハイジが最もメインのレストハウスになります。
ハイジはなんと800席もある巨大なレストハウスですので、まず満席になる事も無くゆったりと食事を楽しむ事が出来ます。
この日は、野沢菜入り担々麵をチョイス。昨シーズン食ってかなり満足だった純豆腐チゲが今シーズンは無くなっていたのが一番のショック(代わりにどーでもいい、東京でも食える神田カレーコンテストなんちゃらのカレーとかに変わっていた(怒))でした。
ツリーランを楽しむならバンフの方が全然良い
斑尾でツリーラン非圧雪オフピステを楽しむのであれば、前述したとおり、絶対的におススメのコースは第13シングルリフト(今時シングルって…)で山頂に。そこから右折しうっすらと坂道を登り(接続悪し)、細く一人しか通れないけもの道を通って、タングラム側との境界線あたりにまで出ます。
この辺でウロウロしていると、ハイジに戻るのは13リフトから左に行きジャイアントかチャンピオンコース(基本コブ斜面)を降りて行くか、バンフ裏に滑り降り、歩く歩道でタラタラ登ってハイジ裏に出るしかありません。(ここも接続が悪い)
なので、バンフをベースキャンプに、11,12,13リフトをただひたすら乗り継いで(ここも接続が悪い)ツリーランを楽しむのがベストです。
バンフは250席とハイジに比べるとこじんまりとしたレストハウス。ただ、そんなに混雑している所を見たことないので、やっぱり穴場かも。
コンディション悪いといいつつ…
この日は、10本程滑って上がる事に。まずは足慣らしって感じで軽く楽しみました。
帰りは猛吹雪に…
ビミョーな天気でしたが一日もってくれて楽しく滑って、タングラムの温泉から出て来たら…
もはやホワイトアウト…明日が楽しみで仕方ない天気です。
って感じで北信濃の旅1日目終了です。夜も止む事なく雪が降り続いています。新雪パウダーの待つ斑尾高原の様子は次のエントリーで!