キャンプ場イヌミシュラン File#11 平湯キャンプ場

2022年夏、オミクロン株感染が爆発的に増える中、行動制限も緩和され人の移動が活発化しています。
やはりこういう時は都会で「密」になるよりもより自然に目が向くのは当然なのではないでしょうか。

そんな中、雨が多かったと思えばうだるような暑さが繰り返す今年の夏、中部地方のキャンパーには「聖地」と呼ばれている平湯キャンプ場へ8月に行ってきました。人気のキャンプ場だけにどんな点が素晴らしいのかをレポートしたいと思います。

これはちょっとどうなんだ?…といったマイナス点や、いつものように「犬連れキャンパーにとって快適か?」の視点も当然加味した上での評価となります。

イヌを連れて行っても行かなくても平湯キャンプ場にトライしてみたいと思っているキャンパーの方の参考になれば嬉しいです。

訪問前 : 情報収集~予約まで

訪問前:情報収集~予約までに関してのチェックポイントは以下の通りとなります。

  • キャンプサイト情報の分かり易さ
  • 料金システムの分かり易さと金額の妥当性
  • イヌの扱い
  • 予約確認やその後のコミュニケーション
  • コロナ対策

キャンプサイト情報の分かり易さ ★★☆☆☆

役所が作ったようなHP(笑)が存在します。知りたいと思う基本情報は一通り揃いますが、一歩突っ込んだ情報が欲しい際は問い合わせフォームから聞く事になります。昨今のオシャレなキャンプ場のHPとは隔世の感がありますが、質実剛健。逆に親しみが持てたりもします。

但し、情報の最新化が全ページ同期が取られていない箇所が2022年8月現在見受けられます。重箱の隅をほじくるようで恐縮ですが、やっぱりここはコンテンツマネジメントには気を配って欲しいとおもってしまいました…

~お知らせ~
☆温泉施設『ひらゆの森』の割引入浴券は現在販売しておりません。
現地にてお求めいただくことになります。(割引はなしです)
※トップページお知らせ欄

トップページには以下の文言が(かなり重要。後編にてレポートするひらゆの森(温泉)は本エリアに行く最大の目的と言っても過言ではないです。経営主体が一緒のキャンプ場にも関わらず、温泉の割引が無いのは個人的にはかなり残念ポイントだったりします。

キャンプ場より徒歩5分のところに温泉施設『ひらゆの森』がございます。男女合わせて16の露天風呂と内風呂、サウナや水風呂などがあり、平湯温泉をお楽しみいただけます。
キャンプ場ご利用の方は割引あり!
ご利用にあたって タグのコンテンツ
手つかずの原生林が広がる広大な15000坪の敷地内では、16の露天風呂が楽しめます。宿泊も可。受付にて100円引のチケットがございます。
※周辺観光 タグのコンテンツ

「しっかりせぇ!」とついつい突っ込みたくなってしまうのは我ながらいささかココロが狭いですが(苦笑)こんな調子だと、予約状況ページが本当に正しいのか?と、疑いの目を持たざるを得ません。

てことで、「キャンプ情報サイトの分かり易さ」という観点からは★★☆☆☆(もう少し頑張りましょう)とさせていただきました。

料金システムの分かり易さと金額の妥当性 ★★★★★

料金システムはシンプルかつ理不尽な点はゼロと100点満点。昨今の価格高騰が著しいキャンプ場料金事情の中、この金額は本当に嬉しいです。

受付内の料金表

※車繁忙期とはGW・夏期(7月第2土曜~8月31日)・9月・10月の3連休

必要な金額としては車+人頭税(700円/人、子供は500円/人)といたってシンプルかつリーズナブル! 犬連れキャンパーにとっては「ワン頭税」を取らない点も助かります。

イヌの扱い ★★★☆☆

前述した平湯キャンプ場HPには、「バンガローは犬厳禁」。の記載は見えるのですが、HP上どこを見渡してもキャンプサイトにおける犬に関する記載が見つかりませんでした。
結論から申し上げますとキャンプサイトに関しては「犬OK」です。

チェックイン時にもらえる注意事項が記載されているペーパーにきちんと犬に関する注意事項は記載されていました。

チェックイン時にいただける「キャンプ場からのお願い」のペーパーに、犬に関しては「リード」、「糞の始末」、「鳴き声に関する注意事項」が記載されています

注意事項に関しては、極めて常識的なもの。飼い主としての最低限のマナーを守っていれば全く問題なしの内容となっています。

予約確認やその後のコミュニケーション ★★★☆☆

キャンプ場は基本対応は電話のみ

キャンプ場の予約に関しては直接電話しての予約が基本となります。

オンライン予約はなっぷにて

但し、キャンプ場総合サイトのなっぷと連携しており、なっぷのシステムにてオンライン予約が可能となっています。

そして、平湯キャンプ場HPのトップページからなっぷへ直接予約が可能となっています。

なっぷ経由で予約を行った場合、予約後のコミュニケーションは全てなっぷ側がやってくれます。チェックイン前の事前予約確認メール等がなっぷからきちんと届きますのでご安心を。

コロナ対策 ★★☆☆☆

キャンプ場内に関しては、特にコロナ対策ならびに注意喚起等は行われていなかった模様ですが、受付では感染防止のシートやアルコール除菌スプレー等が設置されており、基本的な対策は実施している印象です。

大自然に身を任せるんだからそんな硬い事は言いっこなし。節度を持って楽しもう。と言外に言っている感じ(笑)
“withコロナ”に舵を切った2022年夏はそれで全然OKだと思っています。
「自己責任」で殆どマスク着用。自サイトの中ではマスクを外す運用でキャンプを楽しみました。

受付。飛沫防止のシートにアルコール除菌スプレー。目に見える「コロナ対策」はここのみかな。
それよりもひらゆの森(温泉)の割引をしていないのは、コロナ禍による入場制限のためだった事をここで初めて気付いた次第…

訪問前…まとめ

ホームページは基本的な情報が過不足無く掲載されてはいるものの、本当に必要な情報(犬OK?NG?)が掲載されていなかったり、情報が古かったり(ページによって内容が異なっている)といった点に不満が残るものの、なっぷとの連携によりWeb上で予約を完結する事が出来ます。

なっぷのページで当該キャンプ場の口コミの事前取得や、犬OK情報等本家HPで分かり難かった情報も補完できます。

そのため、なかなか渋いHPであるものの、不満はそれほど感じにくいです。ただ、正直2回目からは直接電話して予約しちゃった方が手っ取り早い気がしないでもないです(笑)

実際に平湯キャンプ場に行ってみて

現地でのチェックポイントは以下のとおりとなります。

  • キャンプ場までのアクセス
  • アーリーチェックイン、レイトチェックアウト等の融通はきくか?
  • ヒトにとって快適なキャンプ場か?(共用施設、キャンプエリア)
  • キャンプ場周辺施設は充実しているか?

キャンプ場までのアクセス ★★☆☆☆

平湯キャンプ場は飛騨高山の奥座敷、奥飛騨温泉郷の中核をなす平湯温泉の一角をなすキャンプ場です。

東京方面からは松本市から上高地方面へとひたすら山道を登って行きます。
昔は、安房峠というとんでもない峠道(下図中の湯温泉旅館のあたり。上高地との分かれ道)を攻めないとたどり着けない秘境中の秘境でしたが、いつの間にか中部縦貫自動車道の安房トンネルが開通したおかげでアクセスが飛躍的に楽になりました。更に料金所を降りてすぐキャンプ場(料金所から車で1分)という好立地です。ただ、関東(東京)からは果てしなく遠い。

飛騨高山方面からは、高山市から国道158号線で30分程度と比較的アクセスは楽になります。我が家も平湯温泉には高山方面から3度目のアクセスとなりますが、実は毎回凄まじい霧で視界ゼロ。100%の確率で深い霧ともなると平湯温泉へのアクセスはやっぱり怖いです。個人的には「秘境」と呼んで差し支えない温泉地です。

開湯は戦国時代といわれる。山県昌景軍が飛騨攻めの最中、峠越えの疲労と硫黄岳の毒ガスにより疲弊していたところを、白猿によって教えられた温泉につかって疲労を回復した、という開湯伝説が残る。

約40の源泉、毎分約13,000Lの湧出量を誇る。炭酸水素塩泉、塩化物泉

安房トンネルの開通により松本方面への交通アクセスが大幅に向上し、また上高地及び乗鞍の2観光地のマイカー規制が始まったことにより、平湯温泉の駐車場に自動車を駐車し、ここから頻発されるシャトルバスに乗るという観光ルートが誕生した。こうした大きな交通事情の変化で、平湯温泉は秘湯から「観光交通の要衝に位置する温泉地」へと変貌しつつある。

出典:Wikipedia

やっぱそうはいっても安房トンネルのおかげて楽になったのは確かです。

アーリーチェックイン、レイトチェックアウト等の融通はきくか? ★★★★☆

ある意味評価不能の壊れたC.I./C.O.時間設定

平湯キャンプ場に関しては、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトという概念は通用しません。それは…

チェックイン 朝8:00

チェックアウト 昼12:00

「朝の6時、7時にチェックインさせろ」。はさすがに早すぎて常識外。で、「15時までいさせろ」。は、そりゃデイキャンだろ。って事になりますよね(笑)  なのでアーリ、レイト。と言う概念はこのキャンプ場では通用しないものと考えます。

但し気を付けるべき落とし穴も…

たとえば

「チェックアウト12時 チェックイン13時」などが「良心的キャンプ場」

だと一般的には言えると思われます。(例:無印良品のキャンプ場)

この「1時間のタイムラグ」が重要で、チェックインする際には連泊の客以外は全て帰った後。先客のサイトのお掃除を済ませ13時に全てが整ったうえでチェックインできるから「早い!」と感じさせてくれる要因になってきます。

平湯キャンプ場は更に、「全てフリーサイト」を謳っています。予約に関してもキャンプ場入場可能自動車数200台(!)が埋まった時点で満員。とし、全て早い者勝ちでサイトを選ぶ事が出来るシステムです。

とはいえ、一般的フリーサイトをイメージしていると全く違います。基本的には、「車を停めるスペースとそこに隣接する敷地」。で構成されているため、ふもとっぱらや森まきの様な「フリーサイト」とは全く異なります。フリーサイト。は「表現に誤りあり」と言っても過言ではないです。

要は朝8時にチェックインし、その時点で空いている区画サイトに「早いもの順」に入れる。のですが、

ここで一つ落とし穴が…

チェックアウトが12時のため、8時に行ってもサイトは埋まっており、お目当てのサイトの先客が連泊なのか今日帰るかは先客が撤収作業を行っていない限り分からない(&12時にならないとそこに入れない)

特に休日に平湯キャンプ場を利用しようとして土曜の朝イチに凸したとしても、金曜からの連泊で良いサイトをゲットしたキャンパーが多くいれば、良いサイトは取られてしまう&もしかしたら撤収するかも。。。と待っているうち、朝イチの段階で空いていた「セカンドベスト」の候補地が取られてしまう。というリスキーな側面もあるのです。

我が家は、そんなリスク回避のため平日に伺ったのですがチェックインが月曜日だったため、土日から来ているキャンパー達の何組かが連泊しており、12時にならないと空くか空かないかイマイチ分かり難く…結局一度確保したエリアを手離して、12時になってから改めて広いサイトに移りました。(それならチェックイン12時と何も変わらない…)

したがって断言します。

平湯キャンプ場は火曜日チェックインがベスト

だと声を大にして言いたいのです(笑)
HPの予約状況のページを見ると、土日は満員の日もある模様。正直言って週末(土曜泊)は全く様相が異なると思われます。

ヒトにとって快適なキャンプ場か? ★★★★☆

センターハウスはひととおり全てのものが揃う ★★★★☆

安房トンネル料金所を降り左折してすぐ(体感30秒)に「平湯野営場」の看板が見えてきます。後ろのレンガ色の建物が受付&センターハウスになります

料金所を降りてすぐに見えて来るのがセンターハウスです。外観は綺麗で「野営場」という響きとはちょっとミスマッチすら感じます。

建物外観。この隣に広い駐車スペースが備わっており、チェックイン、チェックアウト、緊急の買い物時の駐車も安心してする事が出来ますが、土日などは200台の車が行き来する事になるので恐らく非常に混み合って駐車出来ない。なんて事も起こりそうではあります(訪問時は平日でしたので閑散としていました)

受付(前述)のほか、ちょっとしたお菓子・軽食、炭、電池やガス缶、ロック氷などキャンプの時なくては困るものは一通り揃っている印象。品揃えはかなり良いと思います

最近、キャンプ場での薪の調達は値段が高すぎて必ず自宅から持っていくか、地方には必ずあるコメリで調達するかが常でしたが、600円は良心的。今回も持参したため購入はしませんでしたが恐らく広葉樹と針葉樹のミックス薪なのかな?って感じ。悪くないです

あと僕がキャンプ場に行くといつもチェックするのが自販機の飲料品の値段。昔の田舎の旅館のように「え?…」となる金額で販売されているキャンプ場自販機も実はまだまだ多い中、きちんとした値段で販売してくれています。たいがいここでこのキャンプ場の姿勢がわかる。そんなチェックポイントにしています(笑)

コインランドリーも完備。3台設置されていますが、洗濯と乾燥が別。このタイプの乾燥機はとにかく乾かないので利用はないかな…でも、いざという時には重宝しそうです(ホテルひらゆの森のコインランドリーが綺麗でおススメです。後編にて詳述)

なお、管理棟のあるエリアはバンガロー棟のすぐ横に建っており、キャンプエリアは車で少し離れた所に立地します。

管理棟横~裏手に拡がるバンガロー棟

管理棟はAM8:00~PM8:00までの営業時間です。キャンプの夜は早いので、PM8時まで開いていてくれれば本当に助かります。まさに言う事なし!なのですが、たったひとつだけ残念なのが、センターハウスはバンガロー棟には隣接しているのですが、オートキャンプエリアからは一度国道(幹線道路。交通量は多い)に出てから少し離れた場所に位置しています。従って、急になにか必要になった時に買いに行くのが非常に面倒な点が☆マイナス1としています。

キャンプエリアから国道に出たところ。右上に見えるのがセンターハウス。歩いての移動は全然可ですが、なんせキャンプエリアが広いので出口(一か所)にたどり着くまでに2,3分。ゲートを出て2,3分と、急ぎの用事としてはちょっと遠いです

キャンプエリアのセキュリティは万全 ★★★★★

キャンプエリアに夜間不審車が入って来るのを防止するため、入り口の門を閉めたり鎖をしたりするキャンプ場は多いですが、有料駐車場方式(駐車カードを挿入するとバーが開き車が出入りできる)を採っているキャンプ場は初めての経験です。

まさに有料駐車場の出入り口

チェックイン時にこのカードを渡されます。滞在中はこのカードを挿入する事でのみキャンプ場から車で出入りできます

とっても広いキャンプエリア、でも設営する場所は選びそう ★★★☆☆

キャンプ場全景マップ。200台収容可能なキャンプエリアは入り口ゲートを中心に奥に拡がっています

確かに広いのですが、個人的には…

キャンプエリアは、国道158号に隣接して展開されているのですが、国道158号は福井県福井市から岐阜県高山市を経由して、長野県松本市に至る幹線道路であり、意外とトラックの往来が激しいです。僕的には「わざわざここまで来て車の音を気にしながらキャンプする」のは無理。なので、赤枠の上部エリアは必然的に選べません

僕的には赤枠エリアは無しとして、我が家が選択するとした場合、非常におおざっぱに分けてあと2つのエリアが存在します。

ほぼすべて「林間サイト」な平湯キャンプ場の中で数少ない「開けたエリア」。 常設テントエリア下部の青枠エリアになります。ただお隣のエリアとの仕切りもあいまいで、プライベート感はやや後退するエリアかもしれません

常設テント(写真右側の緑のシェルター)下のエリア。木々は少な目、フラットな地形といい好立地だけど、各サイトの仕切りはないためプライベート感は低い。当該キャンプ場髄一の人気エリアらしく、僕が滞在中常にキャンパーの方がいました

平湯キャンプ場のメインエリアというか大部分を占める林間サイト。広さ様々、傾斜ありから切り株ありと意外に「クセのある」サイトが多い印象。広くてフラットなサイトは争奪戦かも

サイトイメージ。木々に囲まれた「林間サイト」そのもの。ここに車を乗り入れ可能というだけですごいと思います。ほのかに見える木の杭は、車がこの杭より中に入れなくさせるためのもの。「キャンプエリア。  杭。 ちょっとした空き地。 道。」の組み合わせで1サイトのイメージ。なので「フリーサイト」は厳密には正しくなく、「早いものがちでその場で選べる区画サイト」というのが正しい平湯キャンプ場の姿かと思います

フラットな地形の円形エリア。我が家の幕(ZANE ARTSのGIGI2)は入りませんが、ワンポールなんかには最適と思われるサイト(そんなに広くはないです)

木々に囲まれ水屋にも近いサイトですが、車とテントが縦位置で並ぶ細長いサイト。良い立地ですが、ここもそこまで広くはないです

木の緑が濃いエリア。この先は崖で川が流れていますので、川の音で周りの騒音はかき消されてなかなかの好ポジション。ここは僕が訪問した時は、小川のロッジシェルターが普通に建っていましたので、広さもそこそこ

最初に選んだサイトは、駐車スペースとキャンプサイトが完全独立。隣のサイトとは一段上と一段下にある坂の途中のサイトのため、プライベート感は高かったのですが、我が家の幕がデカ過ぎるというのもあり、まっすぐに建てられず対角線に斜めに建てないと入らない&ペグダウンに大きな木が邪魔してどうしてもうまくペグダウンできない…ということで、一度設営しましたが12を過ぎて実は移動しました(苦笑)

先客が12時に撤収したため空いたサイトも坂の途中にあるため、上下のサイトとは直接顔を合わせる事なし&左右のサイトとは道を隔てたプライバシーを損なう事のない立地でした。杭が2箇所にあるところから2サイト分の敷地になりますが、非常に大きくフラットなエリア。2家族で来て両端にテントを建て、真ん中に宴会幕を建てれば完ぺきなパーティーサイトになりそうなところ。境界線が無い&平日で空いていたので、1.5エリアくらい使わせていただき、広々楽しむ事ができました(平日の特権かな)右上には水屋&トイレが見えます(そこそこ近い。近すぎない点も良い)

展開した図

ここで全てのサイトを紹介する事は不可能ですので、是非とも火曜日以降に連泊で訪れ、自らの目と耳でベストのサイトを探してみてください。きっとお気に入りのサイトが見つかるかと思います。そのくらい広い狭い(意外と狭いサイトが多い)、プライベート感ありなし、フラット/斜面がキツイ等さまざまなサイトが出迎えてくれる事と思います。

共有スペース・サービスは完ぺき ★★★★★

トイレ・水屋

これだけ広いキャンプエリアですが、ちょうどいい間隔で水屋やトイレが点在しています。トイレ・水屋は計7か所、どこに設営しても遠すぎない絶妙な距離感で設置されており、感覚的にどこでサイトを展開しても水回りには困らないものと思われます。本当に良く考えられて設置しているなぁ。。。と感心しました。

我が家が設営したサイトに最も近い炊事場&トイレ。お湯は出ません水道のみですが蛇口は8箇所もあり順番待ち等は発生しにくい余裕のつくりになっていました。シンクは係の方がちきんと清掃をしてくださっている模様で常に綺麗に保たれていました

男子トイレ。小用3機、大用和式1、洋式2(ウォームレット、ウォッシュレットなし)綺麗に掃除が行き届いており気持ちよく使う事が出来ました(ありがとうございます)

場所によっては炊事場のみ設置のエリアもある見込み。キャンプ場全体マップを見ながら最適な場所を選びましょう

ゴミステーション

昨今のキャンプ場では「ゴミは持ち帰りましょう」or 「処分費として500円(場合によっては1,000円)徴収します」というキャンプ場が多い中、平湯キャンプ場ではゴミを無料で処分してくれるのも非常に助かります。

基本的にゴミステーションは2箇所。メインは出入り口ゲートのすぐ横にそれぞれ分別してゴミを捨てる場所が確保されています

もう一か所は管理棟横。こちらはバンガロー棟のお客様向けかな。いづれにせよ2箇所設置されています

各サイトに竈を完備

当然ながらこのキャンプ場も直火禁止です。しかし、ただ禁止するだけではなく全サイトに焚火可能な竈が用意されています。平湯キャンプ場の優れた点は、単に禁止するだけでなく、きちんと代替案を提示してくれているところなのかな。なんて思います。

全サイトに竈が用意されています

良いところばかりではない。ちょっとどうなの…な点

チェックイン・チェックアウトが壊れた設定。200台収容の大キャンプエリア。ストレスを感じないトイレ・水屋。無料のゴミステーション。と、良いところだらけのイメージですが、やはり問題点も…

雨の日は注意、水はけは良くない

平湯キャンプ場はさすが高原だけの事はあって、盛夏(私たちが宿泊したのは8月中旬、お盆過ぎの時期)でも、日中全く暑いと感じる事はありません。更に木々に囲まれたサイトは直射日光も殆どあたらず木漏れ日の中快適に過ごす事が出来ます。

但しこれは晴れた日の事。僕たちが伺った時(2泊で伺っています)その半分以上雨降りでした。
雨が降ったからこそわかる事。晴れても地面いっぱいに日が照らないから全然水が引きません&幕が乾きません。
サイトをよく見ると、強制的に水を逃がすための溝が掘られた跡が…みな、水はけに困っている事が伺えます。

雨上がり後のサイト。この後全然水が引かなかったです。幕についた雨粒も結局撤収の時(晴れ)までに乾きませんでした

水はけの悪さ対策の敷板

そんな水はけの悪さを恐らくキャンプ場は認識しているのでしょう。いわゆる「すのこ」の大きな敷板のレンタルを行っています。我が家はキャンピングカーですのでテント寝はしないので問題ないのですが、テント下への雨の回り込みや、秋以降の底冷え防止のため、テント下にすのこを敷いて直接地面と接しないような工夫がなされています。

このようにデメリットもきちんと対策してくれる平湯キャンプ場、素晴らしいです。

ゴミステーションの隣に大き目のすのこが山積みされています

1枚200円でレンタルしています。そのくらいの値段で快適が手に入るならば安いと僕は思います。

水はけが悪い上にとにかく道が狭い

キャンプエリア内の主要道路はまだ問題ないのですが、プライベート感を演出するために至る所に枝道が用意されています。これが途轍もなく狭い…我が家のハイエースのスーパーロングで走行するにはかなり気を遣う道が多いのは確かです。

出入り口ゲートから伸びる主要道は余裕のある広い道ですが、一本道を逸れると(ここは全然マシな道だけどくねくね)

狭いなぁ…

え…雨でぬかるんだ細い道…なんと、車が脱輪していました(この日の夜レッカー車が来て救出されていました)

犬にとって快適か…これだけの自然、夏も涼しい環境 ★★★★☆

ドッグランはありませんし、広場的なものもありません。しかしこれだけ広いキャンプエリア、それも自然豊かな木々に囲まれたエリアです。真夏の昼間なんて東京だったら屋外に犬を出すなんてもってのほかですが、普通にお散歩出来るだけで幸せです。

キャンプエリアをのんびにお散歩すれば小一時間はかかります。涼しく自然豊かな気持ちの良い時間です

実際に平湯キャンプ場に行ってみて…まとめ

管理棟から遠い、雨の日は水はけが悪い、とにかく道が狭い、思ったほど広いサイトは多くない…などネガティブな点も多々ありますが、それもこれも「まっ、いいか」と思わせてくれるだけの大自然。真夏に快適に過ごす事の出来るキャンプ場としては最上級のひとつなのではないでしょうか。

東京からは絶望的に遠いため、「平湯キャンプ場を目的地に」と言うのは正直難しいですが、乗鞍・上高地観光、飛騨高山観光ルートの中にキャンプを組み入れるのであれば最適解なのかな。と思います。

本編では主にキャンプ場の状況について実際に泊まってみた感想をまとめましたが、次編では平湯キャンプ場の周辺施設、観光の目玉、グルメ等についてみていきたいと思っていますので、アップまでしばらくお待ちいただければ嬉しいです。

 

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