冬の北信濃の旅 …Days2(14, Jan. 2018) 斑尾高原スキー場その2 パウダー天国

北信濃の旅、一日目はここ数日降雪が殆ど無い状態でガッカリ感が半端なかったのですが…

冬の北信濃の旅 …Days1(13, Jan. 2018) 斑尾高原スキー場その1

夕方~夜にかけて雪が!

ワクワクしながら朝を迎えて見ると…

うひょひょひょ~ 麓でこれだから、期待が膨らみます

 

信州の雪ですから、これだけ降ってもサッラサラなので雪かきなんて超簡単。さっと払うだけで雪はみるみるうちに落ちて行きます。雪下ろしも終わり、非圧雪ツリーラン、サイドカントリーのメッカ、斑尾高原スキー場へGoです。

やっぱり斑尾のパウダーは楽しい #madapow

朝イチのパウダーを食いに、リフト稼働時間きっかりに斑尾高原スキー場へ到着です。メインリフト稼働が8時半ですが、狙いのパウダーウェイブ2に行くための第13リフトは通常だと9時15分頃ですが、雪がかなり降ったので10時近くになるとの係員の説明。メインゲレンデ行きのリフトが動くまで、まずは足慣らしをば。

ツリーラン足慣らしにまずはカモシカコースへ

8時半現在、稼働中のリフトはスーパークワッドリフトと第二クワッドリフトの2本。ベースとなるハイジから、スーパークワッドはちょっと距離がある&ちょっとだけ登りと言う相変わらずの接続の悪さ炸裂なので、距離も近い&坂ではない、第二クワッドに乗り込みます。第二クワッドに乗ってからの選択肢は以下の3つになります。

①第二クワッドオンピステを降りてスーパークワッドに乗る。

②奥のパウダーエリア行きリフト(11,12,13リフト)との接続の役割を果たす第三Aリフトが動くのを待つ間、フォームのチェックでもしながらひたすら第二クワッド下を降りる。

③第二クワッドを降りて右奥のツリーランエリア、ファミリーアドベンチャーコースのカモシカに行く。

今回は③を選択。まずはほぼ誰も通って無いであろうパウダーを味わいます。

 

相変わらず分かりにくいコース図ですが、赤枠で囲んでいるのが第二クワッドとカモシカ。ハイジ至近の第二クワッド、スーパークワッドはちょい離れているが分かるかと

 

カモシカコースは、ファミリーアドベンチャーコースと名付けられている事でもわかるように、初めてツリーランを、それも家族で楽しむ事を念頭においたツリーラン非圧雪体験コース。緩斜面中心の「敷居の低い」コースです。

とはいえ、全く手つかずの非圧雪ですのでそれなりにテクニックとリスクはありますが、他のコースに比べたら屁みたいなコースなのでご安心を。実際のコースの感じは以下の動画をば。

カモシカコースで注意すべき点は1点のみ。動画の中でも嫁に怒られてますが、気持ち良いからってどんどん下に滑り降りて行くと、谷の様な地形になっており、戻って来るのが大変です(笑) 斑尾のスタッフが木に設置した⇒の看板を注視しながら、それを逸れない様に滑るのが肝要かと。

スーパークワッド経由でリバーラインコースへ

カモシカコースはパウダーとはいえ、緩斜面過ぎるのとこれまた滑り降りた後ハイジ裏に出るといった感じで接続が悪いので、スーパークワッドに乗り継いで、スーパークワッドを降りたら左折してすぐのリバーラインコースへ向かいます。

 

メインリフトのスーパークワッドを降りてすぐのツリーラン。全体的にかなりの急斜面なので、初めて入るには覚悟が必要かも(笑)

 

割と面白いコースだと思っているツリーラン。アプローチはかなりの急斜面で、すり鉢状の谷底に落ちてゆくようなコースは、これぞパウダー!これぞツリーラン!!を満喫できるコースです。

 

メインリフト一本ですぐに来れて、リフト降り口にあるコースなので、割と混むのが残念なところ。勢いだけで直滑降で降りて来るような危険なボーダーと絡まないように自分たちのペースでランを楽しみます。

穴場といえばクリスタルボウル

リバーラインは面白いコースですが、やはり荒れるのも早いので、クリスタルボウルコースへと移動します。

クリスタルボウルコースへのアプローチはスーパークワッドをリバーラインとは反対の右へ進むか、第三Aリフト(第二クワッドから乗り継ぎ)の中間駅で降りて右折すると、斑尾名物の壁、クリスタルコースの手前のツリーランが、クリスタルボウルコースになります。

 

crystal bowlは、スーパークワッド等からアプローチが可能です。ただ…

 

crystal bowlコースを降りると、スーパークワッドにも第三Aリフトにも出れず、第11リフトにしか乗れません。このコースが超絶気に入ったとしても、連続して滑るには、11, 12,13リフトを乗り継ぎ、ジャイアントコースを途中まで降りて迂回コースの一部を通って行かない限りたどり着けない斑尾高原スキー場を象徴するかのような「接続の悪い」コースです

 

この「接続の悪さ」が故に、滑る人があまり多くない「穴場」的なツリーランコースになっています。穴場の割にリバーラインとそん色の無い、すり鉢の谷底に落ちてゆくスリルを味わえる良いコースだと思います。

 

 

自分的斑尾高原スキー場メインゲレンデがパウダーウェイブ2

↑のコースを滑っているうちに、自分的メインゲレンデの11,12,13リフトが動き始めます。普通のスキー場であれば、高速クアッド1本でどーーん。なんでしょうけど、そこは接続の悪さを売りにしている斑尾高原スキー場。3本のリフト(ペア、ペア、シングルとゲレンデに一挙に人を送り込ませない様にわざとやってるとしか思えない機動力)を乗り継いで行きます。

パウダーウェイブ2に到達するまでかなり大変なのが分かります。リフトを3本乗り継ぎ、人一人やっと通れる位の尾根切りけもの道を通らなければたどり着けません。絶対に来ちゃいけないレベルのボーダーもうようよしています。。。やっぱりこの辺は何とかして欲しいのが正直な所なのはここだけの話。

ただ、ここまでしてたどり着いたパウダー天国は、やっぱり斑尾でしか味わえない素晴らしいコースです☆斜度、広さ、ツリーのバリエーションと完ぺきなコースです。

 

 

パウダーウェイブ2下部は楽しいニンジャコース

割とハードなパウダーウェイブ2が終わると、これぞツリーラン!って感じの中斜面のニンジャコースが出現します。ここは雪が暫く降らないとコブが出現したり、カリカリの中かなり多めの木を避けなければいけないと、シンドイコースになりますが、新雪の場合は別。最高に面白いコースになります。

 

ニンジャコース。単独で行くには12リフトを降りたら右折して行けますが、やっぱりここはパウダーウェイブ2とセットで考えたいコースです

 

斜度的には気合を入れる必要性は全くないですが、オーバースピードにならない様に気をつけながら木々の間をすり抜けてゆく快感は他では得難いコースです☆ただ、ニンジャ出口の接続リフトは15リフトであって、本来乗るべきリフトはその上部に掛かっている12リフトになります。なので、かなり勢いをつけてリフト乗り場に行かないと、ここでも坂をえっちら登る羽目になります。。。

ちなみに15リフトを登ると、自然のハーフパイプともいえるSAWAコースに出ますが、ここの出口も割としっかりめの坂だったりするので、ボーダー専用の様なコースの割にボーダーにはキツイアプローチになっているのが、いかにも斑尾的(苦笑)

 

他にもいくつかツリーランコースはあるけれど…

  • 僕が滑るツリーランコースはほぼこんな感じ。他にもパウダーウェイブ2の前にあるパウダーライン&パウダーシアターはどっちかっていうと斑尾の壁、クリスタルコースの付随みたいな位置付けかなぁ。。。パウダーウェイブ2行かないでこんなとこ滑る選択肢は無い。そんな感じかな。
  • 2が付いているパウダーウェイブばかり絶賛していますが、1の位置づけのパウダーウェイブコースは、ここに入るとイマイチどこに自分がいるのか分からなくなって、ゲレンデに帰って来れない感覚(実際に道にまで出たことあり)が強く、それ以来滑っていません。
  • スーパークワッドの途中から入る、ラビットコースは割と楽しいコースですが、動画撮り忘れたので…ここもファミリーアドベンチャーコースなのでお気軽にトライ出来るのが魅力ですが、下の方なのでコースクローズになっている事が多いイメージ。
  • あと、クリスタルボウルコースの下部にファミリーアドベンチャーコースのベアーコースってのがあるらしいけど、それがどこだか分からないので割愛。。。

最後に

以上、口で説明するよりも動画の方が分かり易いかな?と思い、動画多めでしたが、斑尾高原スキー場で新雪がドカっと降った後のツリーランコースの楽しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。

やっぱり北信濃といえば、野沢温泉スキー場ですが、多めに雪が降った時には是非斑尾へ!こんな楽しいスキー場は他に無いって断言できます。

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