水上宝台樹はパウダーの穴場 2nd Jan, 2018

あけましておめでとうござます。キャンプもオフシーズン、ハイエース5型改め、4型後期(これが正式名称らしいです)も注文をかけたものの、納車連絡なしのつぶてなので、ウインターシーズンのメインコンテンツのスキー情報を。

宝台樹スキー場アプローチ

宝台樹スキー場は水上エリアの最奥部に位置するスキー場。関越自動車道水上ICを降りて17km 国道291号は融雪の水が出ているので問題ないですが、スキー場へのアクセスへは雪道がつづきます。

アップした動画は帰り道の画像ですが、宝台樹へのアプローチはこんな感じ。FR車とか雪道に不安の人は「道の駅 みなかみ水紀行館」からシャトルバスが出ているので、それ乗るのが無難かも。

なお、スキー場営業時間内であれば、雪道でスタックした場合0278-75-2557に電話をすると、スキー場スタッフ「お助け隊」がヘルプに来てくれるらしいです。ま、そんなもんのお世話にならないように、4WD以外はスタッドレス+チェーン携行がマストかと。

ゲレンデ基本情報

宝台樹スキー場は、6本のリフト16本のコースから成る中規模のスキー場。高速リフトが第9クアッド(フード付き、コース図C)位しか無い若干設備が古いスキー場です。

初心者向けはファミリーとたんぽぽ

初心者、ファミリーはBの第六ペア下の⑦ファミリーゲレンデと、Aの第八クアッド下の⑧たんぽぽコースが、コースも広く、滑走距離もそこそこあってお勧めです。ただ、コース図を見てもらうと分かる通り、この2本のリフトを乗り継がない限り上部には行けない設計になっており、この2本のリフトが遅いは長いはでカッタル過ぎるのが1番の問題点。この2本を高速リフトにしてくれれば随分良いイメージになるだけに残念。

中級向けは圧雪ロングコースの第10コースがおススメ

圧雪されたフラットな中斜面をひたすらカッ飛んで行くにはCのフード付き高速第9クワッドを降りて左側の第10コースがファミリーゲレンデも含めると2,000mロングランが可能なコースです。

上級向けは第9クアッドか第7ペアのどちらかをチョイス

第9クアッド下第9コース

上のコース図⑨の第9コースは、非圧雪のパウダーが楽しめるコースですが、長さ680m / 最大26度 / 平均18度 と、距離、斜度共に中途半端で「滑った!」の充実感があまりない感じでしたので、一度しか降りませんでした。

成平コース

上のコース図⑩の成平コースは、クワッドリフト下の圧雪された中斜面。コース幅が狭い中、クワッドの乗客の視線を受けて滑る「俺の滑りを見ろ」系の人には良いコース。圧雪の中斜面は、第10コースとここ位なので宝台樹の中では貴重なバーンか。

うちは非圧雪好きなんでちょっとダメかな…

第7ペア左側降車のイーグルコース

上のコース図12番のイーグルコースは、宝台樹最大斜度40度(どこが40度か分からず…)の非圧雪バーン。

個人的にここが宝台樹の中では1番好きなコースで、全長500mと短いですが気持ちよく滑った感を満喫できる感じかな。第6ペアの降り口辺りで合流するのでスピード注意。

第七ペア右側降車最初の急斜面がダウンヒルコース

個人的宝台樹の2TOPはイーグルコースとコース図13番のダウンヒルコースの2択で決まりかな。滑った感じでは、イーグルよりもこっちの方がよりハード。滑り出しの急斜面は雪が付いてなく、ブッシュや所々に岩剥き出し注意。満遍なく下まで急斜面で気が抜けないバーン。コブがとにかく付きやすいので、午後はキツいかな。やっぱり朝イチ〜午前中の体力のあるうちにどうぞ☆

第七ペアの乗り口に滑り降りる感じなのでただひたすらに、第七ペア〜ダウンヒルをバターになるまでグルグルグルグル回ってもOKかと。

イーグルコースとダウンヒルを滑った感じはこちら

第七ペア右側降車2番目の急斜面がパラダイスゲレンデ

上の図14がパラダイスゲレンデ。ここは、ダウンヒルと似た感じだけど、印象としてはそこまでハードでは無いので好きなコース。ただ問題は滑り降りる場所が第七ペアの乗り場よりも下になっちゃうので、またここを滑ろうとすると、ウルトラ超絶カッタルイ第6ペアを乗らなければならないので、かなり辛い…

でも、その「接続の悪さ」故、イーグルやダウンヒル程荒れないために午後でもまだまだ滑れる感じではあるので、穴場的なコースかもしれません。

その他コース

上のコース図⑥番のスラロームコースなどまだいくつか滑っていないコースもありますが、滑ってないんでレビュー出来ませんのでまた後日行った時にでも改めて。

3つの休憩ポイント

宝台樹には4つのレストラン/休憩所がありますが、僕が行った時にはファミリーレストランポラリスは営業していませんでした。正月三が日で営業していないところを見ると潰れた可能性大。

なので、残り3つを簡単に紹介します。

センターハウス

宝台樹の顔、ベースキャンプになるセンターハウスは、リフト券売り場、宝台樹食堂、カレーハウス武尊、カフェレストラン谷川、宝台樹ベーカリーから成ります。

見よ!この宝台樹のフォントの古さ(笑) いきなりのセンターハウスがこんな感じなので、メシは全く期待できない感じがします

 

古めかしい昔懐かしい感じの割にイッチョマエにチケットは電子チケットです。

ゆるキャラ日本一に輝いた事もあるぐんまちゃんに頼りっきりの証。 チケはセブンイレブンで事前購入しておくと、ほんのちょっとですが安いので忘れずに!

 

 

ここまで降りてくるのはかなりカッタルイ構造になっていますので、食事を摂らなかったので味はわかりませんが、メニューを見る限り昔懐かしい「ザ・ゲレ食」の趣き。

 

大盛りはできません。が泣かせる

 

カフェテリアペガサス

カフェテリアペガサスは、唯一の高速リフト、第9クアッドの乗り場に併設されたレストラン。中上級コースへのアクセスのし易さから考えると、お昼はこちら一択かと。

いきなり、オッカナイ邪悪なパンダがお出迎え。シャンシャンブームに水を差すような邪悪さがステキング…

 

メニューはイマイチ種類も少なく、カレー中心。あまりに普通過ぎる味と見た目についつい写真撮るのを忘れる程の大したことの無さ。

チーズカレーをチョイス。可も無く不可も無く。多分宝台樹のゲレ食はどこもこんなもんかと

 

スカイテラスあさひ

山の変わりやすい天候の際の避難場所としても機能

 

スカイテラスあさひは、TOP of 宝台樹、最も高い所にある第9クアッドの降り場に併設されたこじんまりとしたカフェテリア。かなり狭く、丸テーブル1つに後はスタンド席のため、ゆっくり食事を。と言う感じではありませんが、ここからの景色はなかなか素晴らしいです。

 

豚汁200円、豚汁ライスセットで1000円てあんた…800円の米。てのが気になり過ぎて頼めませんでした…

 

ここでお昼でも良かったのですが、あまりにもメニューが謎だったのでやめておきました(笑)きっちりしたお昼は黒板のコレ…あとは軽食中心のメニュー構成です。

 

軽食、ドリンク中心。あくまでも一休みのエリアかな

全体的感想 ★★★☆☆

宝台樹スキー場の全体的感想としては…

  • インターからのアクセスは決して良いとは言えない。融雪シャワーのない雪道をかなり長く走るのは、雪道に慣れていない人にはキツい★★★☆☆
  • そこまでするなら月夜野ICで降りて苗場にいくか、水上IC降りてすぐのノルン水上でも良いかも。
  • それでもイーグルコース、ダウンヒルコースのパウダー非圧雪急斜面を求めるためだけに行く価値はあると思っている★★★★☆
  • 全体的に施設が古い。とにかくリフトの乗り継ぎが悪くて遅い★★☆☆☆
  • ゲレ食は昨今の美味しくてボリウムがあってオシャレ(ex川場スキー場とか)に比べると20年前の感じ★★☆☆☆
  • 駐車場は休日1000円!強気の価格設定★☆☆☆☆
  • 平日無料。1000円はねぇ…

     

  • リフト待ちはゼロ、正月三が日でも第一駐車場に停められる程度の混み具合★★★★★
  • 個人的には群馬のスキー場の中でも穴場的存在。パウダー、ガラガラ、急斜面。と、大切な要素が三拍子揃っているのでとても良い★★★★★

駐車場のクルマも県内ナンバー率が多いですね。地元民に愛されるスキー場のイメージかな? 元群馬県民として、宝台樹は割と昔良く行ったスキー場でしたが、30年前の印象とさほど変わらなかったってのがある意味凄い(笑)

 

と、宝台樹スキー場はアクセスが悪い、施設が古い、メシが不味いなど色々と問題がありつつも、新潟のスキー場より全然軽い雪質、非圧雪の急斜面の多いコースレイアウトとデメリットを蹴散らす素晴らしいスキー場なのです!

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