キャンピングカー購入への道その3…キャブコンかバンコンか?

前回の記事で、我が家がキャンピングカーを買うならキャブコンかバンコンかのいずれかってトコまで絞られましたが、さてこっから先が問題。キャブコンもバンコンも今の主流。山の様なキャンピングカービルダーがいて、山の様な車種が存在します。で、本来ならば気になるビルダーを選別した後、個別の車種でこれは◎これは×とやってくしか無いのですが、イチイチ一台ずつ見て行ったら選ぶだけで1年以上かかりそう。なのでまずはキャブコン、バンコンのどっちかを集中的に検討する。って事で、この時点でキャブコンか?バンコンか?決めちゃおうと思います。←イマココ。頭抱える程悩んじゃってます(笑)

検討の経緯は、過去記事を。

キャンピングカー、それは、狭い日本では無用の長物。退職後の老夫婦が日本一周するために買う「老後の道楽」 朝早い道の駅で、歯ブラシ咥えて...
さぁいよいよキャンカーを検討するぞ! となって恐らく最初にぶち当たる壁。それは、キャンピングカーは、「みっともないリーゼントのトラック」だけ...

我が家の前提条件

キャンピングカーを選ぶにあたって、そりゃなんの制約条件も前提条件も無しで選べりゃ世話が無い訳で、各自様々な制約条件(そもそもの制約)、前提条件(これだけは譲れない)が存在するもの。これを無視して選ぶ訳にもいかないので整理する事がまず大事かと。

制約条件

  • 駐車場問題
    キャンピングカー購入にあたり一番深刻な制約条件は、駐車場問題。現在戸建てに住んでいますが、家付きの駐車場に入る車じゃないと話になりません。基本的に新たに駐車場を借りると言う選択肢は無いです。

  • 車幅2.0mが限界
    我が家の駐車スペースが5.6m×2.6mしかありません。自分が真っすぐ腕を降ろして立つと、およそ60㎝位の幅があるので、どんなにデカくてもMAX2.0m。それ以下でないと、日常生活に不便を来します。長さは5.6mまではOKですので、あまり気にしなくても良さそう。

    今、レヴォーグに乗っていますが、こんな感じで停まっています(レヴォーグ幅1780mm 長さ4690mm)車の先が玄関ですので、クルマの脇を毎日通ります。今現在、何も気にせず通れる感じ。あと20㎝幅が広がるとかなり気を使うのは覚悟しないと…つか限界。長さはまだ余裕があります

    前提条件

  • 絶対に4WD
    メイン使用目的が冬場スキー場の駐車場等での長期逗留ですので、雪道に弱いFRは問題外、4WD以外はあり得ません。そういう意味では4WDとならんで、寒冷地仕様、FFヒーター装着も我が家的標準装備と言う事になります。

  • 断熱対策
    メイン乗車が犬。それも短頭種(鼻ぺちゃ)小型犬2匹です。熱さにも寒さにも弱いため、極力車内で長時間留守番をさせるつもりはありませんが(特に夏場)、冬場のスキー場駐車場での留守番は想定しています。従って、夏場の昼食時30分~1時間程度の留守番と、冬場のスキー場での昼間帯留守番に耐えられるだけの断熱対策が施されている事が絶対条件になります。(こちら側の工夫が大半とは思いますが、クルマ側にもシビアな断熱対策を求める事になります。)

  • 広い荷室と間口の確保
    元々がキャンパーの我が家、キャンピングカーを購入したからと言ってキャンプを辞める訳ではありません。(クルマ旅が本来使用目的ではない)テントやテント内で就寝するための各種ギアは不要になるとはいえ、それ以外の荷物は減らない事になります。ざっと考えてみても、シェルター、タープ、テーブル、イス、焚火ギア、フォールディングカヤック等は今後も積む事になると思っています。従って、天袋だのマルチルームだの細々とした収納よりも、ドーンと体積の広い荷室となる空間が絶対条件になります。

    現状のゲッソリする様な積荷状況…ここから置いて行くギアも当然ありますが、当面一番の問題は、レヴォーグの荷室の下部殆どを占めているフォールディングカヤック(アルフェック ボイジャー460T 95×40×33cm)こいつは横幅だけじゃなく高さもありますので、こいつが普通に出し入れできる荷室の「間口の広さ」も絶対条件になります。

  • クルマとしての基本性能のクリア
    キャンピングカーは海外ではモーターホームと呼ばれている様に、当然停まっている時に、家の代わりをするものです。しかし、冷静に考えると目的地まで運転し、現地では外に遊びに行き、夜ちょっと飲んで寝る。その、「夜ちょっと飲んで寝る」事を本当にそこまで重視すべきなのか、実はまだイマイチ迷っている所なんです。バカの一つ覚えのように「居住性」って言うけど、たとえば我が家のホームグラウンドは白馬(夏は青木湖でカヤック、冬は八方尾根中心にスキー)と斑尾(夏は野尻湖でカヤック、冬は斑尾高原でスキー)です。東京の家から白馬村や斑尾(飯山市)までざっくり250㎞~300㎞。往復500㎞~600㎞。600㎞をストレス無く乗れる最低限のクルマとしての基本性能をクリアしてなきゃやっぱり話にならないです。最低限の基本性能とは…

    • 高速の合流や車線変更がストレス無くできるか?
    • 中央道談合坂、関越道赤城…etc 登坂車線に移動せずに走れるか?
    • 山道で登れず渋滞の先頭になり、結果、路肩に寄り後続車に追い越しを許すような事無しで走れるか?
    • 200㎞以上の距離を走っても、腰や首に痛みが出ないで走れるか?
      なんか思いつくだけ羅列してみましたが、そんな感じ。

  • 見た目
    購入して2度目の車検で売るとかいう事はないはず、基本的には10年は乗ろうと考えています。その際、特に性能に依る話ではないですが、見た目はとても重要だと考えています。外観で重視するのは、一目みてキャンピングカーだとわかる様なクルマはあまり好きじゃないんです、やっぱりどうしても。内装としては落ち着いた奇をてらっていない内装。合板多用、プラ多用はNG。キャバクラや高級カラオケボックスによくあるのサロン調とか絶対ムリです(笑)

できれば…

  • 常設ベッド
    ノンベェな2人です。雨の日キャンプの時なんか、ダイネットで宴会が100%行われます。飲んだ後、机の上を片付けてシート展開してベッドメイキングなんてありえません。更に外は雨です…やっぱり常設ベッドスペースは欲しいです。更に最低180㎝無いと寝れません(通常ベッドの195㎝とはいいません)。後は長さ以上に重要なのは頭上の空間の広さ。2段ベッドの様に頭上空間が圧迫されているのが本当に苦手。電車の寝台車とかも全然寝れないのです。キャンプでもドーム型テントの天井高の低い空間だと全然上手に寝れない…これは個人的な特性なんでしょうけど、長さ<天井高なんです。

  • 室内高/居住性
    僕たち夫婦は二人とも170㎝オーバーのデカい二人です。どうしてもでは無いにせよ、やっぱり室内高は高ければ高い程良いです。一番の理想はドアを開けて頭がぶつからない事。そして室内に入って腰をかがめずに立てる事。それが実現出来たらかなり嬉しいです。あとは居住性、やっぱりシルバニアファミリーはちょっと…快適なダイネットとギャレー。こまごまとした収納、トイレ設置スペース等が快適且つ適切な広さで整備されている事はやっぱり必要かと。

  • 燃費
    キャンピングカーのベース車両は、トラック、ハイエースとどう見ても燃費が悪そうなクルマだらけです。もう少しなんとかなんないもんなんでしょうか…せめてランニングコストが安いディーゼル車が望み。

考慮しなくても良い事

キャンピングカー購入に際して重要な要件として良く聞く話が、街乗りの取り回しの良さや、イオンモールに代表される立体駐車場に入る車高等が求められています。我が家は一応2台体制を敷いているので、都内街乗りは主にそっちに任せる事になります。従ってキャンカー1台で全てを賄う様な事は考えていないので、幅2m以内でありさえすれば、長さや高さは考慮しないつもりです。

現在の愛車たち。レヴォーグと、91年製スパイダーヴェローチェ Sr4です。スパイダーはもはや 動くガラクタに近いですが、まだまだ走ります。ただ、現在だとレヴォーグを停めたままスパイダーの出し入れは可能ですが、長さが5m前後になってくると、キャンカーを一度出さないとスパイダーの出し入れができなくなるのがネックです…

前提条件のまとめ

絶対に譲れない制約条件、選択の決め手となる前提条件、選択時加点項目となるあれば尚良しの項目をそれぞれ優先順位付けをしたうえで傾斜配分して総合得点でキャブコンかバンコンかを決めて行きたいと思います。

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キャブコン/バンコンの評価

我が家的視点で見た、キャブコン、バンコンどっちが良いか?について具体的に検討を進めて行きたいと思います。なお、キャブコンは代表的なベース車両としてカムロード、マツダボンゴ、ハイエースベースを利用した代表的ビルダーのキャンピングカーを。バンコンは代表的なベース車両としてハイエース(スーパーロングとワイドミドルルーフ)を利用した代表的ビルダーのキャンピングカーで見て行きたいと思います。

幅2m以内

キャブコン※ バンコン※※
車種 カムロード
ベース
マツダボンゴ
ベース
ハイエース
ベース
ハイエース
ワイドミドル
ハイエーススーパーロング
車幅㎜ 1910~2200 1950 1980~2100 1880 1880~1920
評価

※キャブコンの各種数値は代表的な車種を参考にしている。カムロードベースとしてVANTECH ZILシリーズ、CORDOシリーズ、NUTS RV クレア、AtoZ アンソニー等 ボンゴベースとしてVANTECH CYDA、 AtoZ。AMITY。ハイエースベースとしてファンルーチェ セレンゲティ、セキソーボディ TOM TANDEM等を参考にしている。

※※バンコンに関しても代表的なビルダーの車種を参考にしている。 ワイドミドルはK-WORKS オーロラシリーズ、スーパーロングはTOY FACTORYのBADEN、ホワイトハウスキャンパーのCOMPASS DOLQ等を参考にしている。

我が家の最大の制約且つ絶対条件、車幅2m未満ですが、やはりキャブコンをメインで架装しているビルダーのフラッグシップモデルは殆ど2m超えになります。但し、日本の道路状況を勘案し、いわゆる「5×2」の枠に無理やり収めた、言ってみりゃ「ディフュージョンライン」(たとえば、VANTECHのZILシリーズに対するCORDOシリーズ)に注力し始めているのが実情です。

バブル世代ど真ん中の僕が分かりにくい例えをするとすると…

アルマーニの黒タグを横目で見ながらコレツィオーネを着る

分かり難すぎてめまいがしますが、そんな感じ。見栄っ張りの僕は多分、たとえばコルドバンクスなんかを買っちゃうと、ZILをいつも斜め上に見ながらつまんない思いをするのは必定。あそこが狭い、ここがチャっちい…(笑)

一方、バンコンのハイエースはワイドベースで考えると、もともとの車幅1880㎜のままで行くか、10㎝程横をFRPで張り出して常設ベッドの長さを180㎝以上確保する工夫をしているビルダーが多いです。

我が家的には、室内幅を広げつつ2m以内に抑えているハイエースが◎(3点×2=6点)、2m以内に抑えているキャブコンも多いが、フラッグシップモデルが軒並み2m超えとなっているため〇(2点×2=4点)といった評価になります。

なお、ハイエースのスーパーロングは、長さが5360㎜もあり、これを敬遠する人たちが多いのは理解していますが、前述したとおり我が家の駐車場事情からすると、5mオーバーはさほど問題にならないので考慮していません。あくまでも幅です。

4WD

これはどの車種でも設定があるので全く問題なしです。どちらかといえば、2WDに比べ設定価格が高くなるため、財布にキツいなぁ…と思う位。両車とも3×1.5でそれぞれ4.5点

断熱対策

断熱対策ですが、運転席以外をほぼFRPで固めたキャブコンは、鉄の塊であるバンに比べると断熱効果は歴然とした差があります。

F.R.P.(Fiberglass Reinforced Prastics)とは、ガラス繊維強化プラスチックのことで、ガラス繊維に熱硬化性プラスチックを合成させて硬化させたものです。

F.R.P.の熱伝導率は、ステンレス鋼のおよそ1/200。そのため断熱性が高く、保温・保冷効果は抜群です。

F.R.P.は熱硬化性樹脂で、熱可塑性樹脂にくらべて耐熱性にすぐれています。耐寒性も合成樹脂のなかにあって最上位です。そのため条件および樹脂の選定により-50℃〜150℃の使用に耐えます。

出典:三立化工機株式会社FRP事業 より抜粋

このように、素材として断熱性が高いだけでなく、耐熱耐寒性にも強く、過酷な条件下での使用に耐えるFRP素材はキャンピングカーのガワとして理想的な素材なのではないでしょうか?

壁だけではありません。窓も、実は放熱しやすいポイントの一つ。キャンピングカーでは、アクリル製やガラス製の二重窓が使われていることが多く、これも断熱性能の向上に大きく貢献します。

出典:キャンピングカーで行こう!キャンピングカー、暑さ・寒さも断熱次第!記事より抜粋

キャブコンの小さいアクリル窓は断熱対策だったんですね。一方のバンは四角いフォルムにその半分を占めるデカい窓。こっから暑さが入って来て、寒さは逃げて行きます。比べようも無いです。

これだけ見ると、キャブコンの圧勝の様に見えますが、バンコンをメインに扱っている大手ビルダー各社は、当然断熱対策に力を入れているのが実情です。

バンコンをメインで扱っている最大手のひとつ、TOY FACTORYのHPによると、特に断熱には相当のこだわりを持って制作をしています。アクリル窓の採用、断熱セラミック塗装、新素材高断熱材の採用等、細部に渡ってのこだわりを持っています。

TOY FACTORYのBADEN。赤く囲んだ箇所(側面の窓)を徹底的に断熱処理を施している模様

また、豪雪地帯新潟県でキャンピングカーつくりを続けているカトーモーターのHPによると、「雪国断熱」と銘打って徹底した断熱処理を行っています。他社ではなかなかそこまで。と言える徹底ぶりはかなりのもので、運転席助手席下にも断熱処理を行い、エンジンからの熱の伝わりを極力抑えたり、タイヤハウスは、家具で覆って隠している所が多い中、きっちりと断熱処理が施されていたりします。

両社とも、断熱効果の実験データをHPに掲載しており、信頼に足るビルダーだと思われます。

バンコンの断熱対策に関しては、殆ど何も実施していないか簡単に済ませているビルダーから、徹底的にこだわりを持って対策を進めているビルダーまで千差万別のようです。(価格にそのまま転嫁されるので、しっかりと吟味する必要あり)

なので、ここではキャブコンV.S.バンコンとひとくくりにするのは難しく、きっちり対応しているビルダーであれば、その差は僅差と言えそうですが、テキトーにやってるビルダーなら× 前述2社に代表される徹底的に対策を施してあるビルダーであれば〇~△と言った感じでしょうか。

キャブコンは文句なしの◎(3点×1.5=4.5点) バンコンは〇~×まで幅広いので△(1点×1.5=1.5点)

広い荷室・広い荷室の間口

キャブコン、バンコンとも広い荷室をアピールポイントとしていますが、僕的にはここはバンコンの圧勝です。確かにキャブコンは様々な所に荷室が存在し、長尺物も収納できる工夫が施されています。しかし、圧倒的に間口と奥行きが狭い。

キャンピングカーショーで実際に何社も見て来ましたが、こんな間口じゃ効率的に荷物の積み下ろしが全く出来ません。トータルの積載量なんてどうでもよい話。隙間にとりあえず収納を作ってはいるものの、きちんと「使える」収納を整備していないキャブコンの荷室は、我が家的には「ありえない」のです。

某車の収納。実車を穴の空く程見てきましたが、この奥行きの無さ、間口の狭さ…マルチルームは外からアクセス出来て且つスキーが入りそう。でも1700㎜位の長さぽいので、もしかしたらモデルによっては入らないかも…要確認です。でもここにスキー入れるとすると、ご自慢のトイレが(笑) 他の収納は間口の小ささ&奥行きの無さでカヤックは× 我が家のメインテーブル、カステルメルリーノのテーブル(120×60)&ベンチ(120×35)も△ 更にキャンプ利用の棚の天板は150×30あります…どうにもなんないす。たとえうまく工夫して荷物が入ったとしても、入れずらいし出しずらい…話になんない。我が家の使い方には全く合わないです(笑)

使う人のニーズは千差万別ですから、この収納を使い易いと言う人がいるのも分からなくもないですが、使い手側の自由度が少ない収納は我が家とは非常に相性が悪い。悪すぎます。

一方、後部に常設ベッドを設定し、ベッド下を広く荷室スペースとして取ってあるタイプのバンコンは、間口の広さ。長尺物への柔軟な対応。カサの張る荷物の積みやすさ、降ろしやすさ。ベッド部を外せば、MTB等も運べるトランポとしての応用力。「何を運びたいか?」が明確に分かっている人は迷わずバンコンに軍配を上げるでしょう。

カトーモーターのDD。バンコンのフラッグシップモデル。1700mm×1400mmのカーゴスペース。ハイエース特有のリアハッチを開けての間口の広さ。室内からも取り出せる扉&更に長尺物にも対応可能な柔軟性。笑っちゃう位我が家のニーズに合致する荷室です

やっぱりキャブコンはお年寄りの「クルマ旅」の強い味方。観光地を巡り、夜は道の駅で宴会して寝て、また観光地を巡る使い方に適しているのでしょう。収納とは直接関係無いですが、この手の人が5×2に拘る理由もなんとなくわかる気がします。

バンコンはアウトドアでアクティブに活動をする目的を持ちつつ快適性もある程度は確保しよう。と言う使い方に適していると思います。

荷室に対する思想を見ていると、「どちらに軸足を置いたた使い方をしたいのか?」でハッキリと評価が分かれるものと思います。これは荷室だけの問題ではなく、そもそもクルマ旅に軸足を置くキャブコンと、目的地でのアクティブな活動も視野に入れたバンコン。に集約される気がします。

我が家は後者なので、キャブコンは×(0点)バンコンは◎(3点×1.5=4.5点)とならざるを得ません。ただし、これは我が家の使い方限定。ですので、他の方には当てはまらない事を改めて言っておきます。

車としての基本性能

ここは、各車の諸元を一覧表にしなくても、トラック(ダイナ)のキャブコンと、バン(ハイエース)のバンコンです。まぁ、乗用車と比べちゃうとどっちもどっち。目クソ鼻クソです。特に現行ハイエーススーパーロング4WDにはガソリン車しか設定がありません。車内は静かですが、加速感、トルク感の無さは困りものでした…

但し、2017年11月現在、いまだ正式発表はなされていませんがハイエーススーパーロング4WDに、ランドクルーザープラドに搭載されている次世代ディーゼルエンジンが搭載される事はほぼ決定事項の様です(残念ながら、ワイドミドルの4WDはガソリンエンジンのみの模様)。更に、ハイエースの現行ディーゼルはトランスミッションが4ATだったものが6ATが搭載される模様。走り易さや燃費面でもアドバンテージが生まれます。

この情報が事実であれば、ハイエースにかなりのアドバンテージとなりますが、現時点ではまだ未確認情報なので微妙ではあります。

車種/
評価項目
カムロード マツダ
ボンゴ
ハイエース
スーパーロング
(現行200系4型)
ハイエース
スーパーロング
(200系5型マイナーチェンジ予定)
排気量 2982cc(1KD-FTV)
コモンレールディーゼル
1800㏄(L型)
ガソリン
2700㏄ ガソリン 2754cc(1GD-FTV)
クリーンディーゼル
馬力 144ps/3400rpm 102ps/5300rpm 160ps/5200rpm 177PS/3,400rpm
トルク 30.6kgm/1200~3200rpm 15.0㎏m/4000rpm 24.8Kgm/4000rpm 45.9kgm/1,600-2,400rpm
トランスミッション 4AT 5MT/5AT 6AT 6AT
評価 ×

キャブコンはライトキャブコンのベース車であるマツダボンゴのエンジンが非力過ぎて話になりませんが、元からライトキャブコンは選ばないので選択外とすると、キャブコンは△(1点×1.5=1.5点)、バンコンも現行モデルは△ですが、最早オーダーストップしていますので、次期エンジンで評価すると◎(3点×1.5=4.5点)となります。

見た目(外装/内装)

見た目に関しては、完ぺきに個人差。嗜好の問題なので全く参考になりませんが、選択時の重要なポイントにはなります。眺めてウットリする様な構造美はどちらも持ち合わせていませんが、やっぱり見ていてイヤな気持ちにならない最低限はクリアして欲しいもの。

その点、外装に関してはどちらが良いとかではなく、どちらが悪いかで判断せざるを得ません。

バンクベッドの付いた真四角なキャブコンのフォルムがとにかくカッコ悪い。大概、こうした機能を追求した工業製品には機能美。が醸し出されるもんですが、不思議とキャブコンに機能美を感じないのです…360度どっから見てもカッコ悪い外観だけはどうにかして欲しいものです。(個人の感想)

あぁ…やっぱりカッコ悪い

一方バンコンも決してカッコよいものでは無いのでキツいですが、キャブコン程嫌悪感は無いです。まぁ、そうは言ってもハイエースやキャラバン。あまりゴテゴテに架装していないモデルはその辺を走っている「働くクルマ」以上のものではありません。

で、ハイエース、キャラバンは色がね…白はデイサービスの送迎、ネイビーは工務店、シルバーは商用車、ゴールドは田舎のホテルの送迎車、黒はヤクザ…パールホワイトだけなんとなく乗用で使用しているのかな?と思わせる色目ですので、もしバンコンであればパールホワイト一択かな。

ちなみにキャブコンは白ばっかりです。ステッカーデカールがこれまたダサい(時々シルバーもある)ザ・トラック以外のなにものでもないです。

内装に関しては、キャブコン、バンコンじゃなくてビルダーのセンスなので評価項目に挙げたものの評価外に。ちなみに、無垢の木材を使って木の質感の高い合板チックでないモデル、プラスチッキーじゃないクルマが好み。キャブコンだとAtoZの作るクルマ、バンコンだとカトーモーターの作るクルマの内装がかなり好み。

てゆうかAtoZのアンソニー、かなり良いです。2017年11月現在、最新モデルだけあって、バンクベッドも流線形でカッコ悪くない。内外装ともに〇(かなり例外的に気に入ってます。収納プアぽいけど…)

なんか、語弊ありまくりで写真を貼るのもはばかられるので、、、ですが、例外的なビルダーさんがいるとは言え、全般的に見てキャブコンもバンコンも△(ともに1点×1.5=1.5点)とさせてください。(但し、キャブコンは限りなく×に近い△)

常設ベッド(有無/広さ/形状)

夜酒飲んで、宴会の後片付けしないでそのまま寝てしまった…それが出来るか出来ないかが我が家の一大関心事(失笑)。やっぱり常設ベッドは無いよりあったほうが良いって事で。

常設ベッドの有無

有無に関しては、バンクベッドが付いているキャブコンに関しては、常設ベッド無しはありえないので◎(3点×1.3=3.9点)

一方バンコンに関しては、ダイネットを寝室展開するのが前提のモデルが多いです。ワイドミドル(全長4695mm)の中でダイネットも常設ベッドもはさすがに無理があります。スーパーロングのモデルは(5380mm)常設ベッドも可能ですが、5mを超える長さは街乗り兼用として考えると長すぎるので躊躇する人多数かと…てことで△(1点×1.3=1.3点)

常設ベッドの広さ/形状

キャブコンのバンクベッドは各車のHPを見ていても、幅×長さは記載してあっても高さ記載がありません…ただ、長さは1900㎜を確保しているモデルが多いのは〇 しかし、僕の個人的な経験則で高さが取れない所では全く熟睡出来ない性向のようで…(ドームテント(スノピのアメド)は中で立てないし天井と壁の圧迫感が酷くて、全く休めませんでした。また、寝台車の2段ベッドの下段も圧迫感が酷くて×)

僕的にはバンクベッド&二段ベッドの組み合わせはどちらも熟睡出来ない事が分かってますので、△に限りなく近い〇(2点×1.3=2.6点)です(5×2のキャブコンがほぼこのスタイル)

一方、バンコンの場合そもそも常設ベッドがあるモデルも少ないので△前提になります。一部後部に常設ベッド展開がなされているモデルもあります。側面をFRPで拡げて1800㎜以上の長さを確保しているモデルもありますが、キャブコンの常設ベッドには遠く及ばないと思われます。従って、バンコンの常設ベッドの広さに関しては、×に限りなく近い△です。(1点×1.3=1.3点)

室内高/居住性

室内高に関しては、もうこれはキャブコンの圧勝でしょう。どうしても好きになれない外観も何も全てこの居住性のため。身長179㎝の僕と170㎝の妻が余裕で立てるのだから言う事無いです。文句なしの◎(3点×1.3=3.9点)

バンコンに関しては、立体駐車場2.3m確保を前提に考えていると思われるため、ハイエースワイドミドルの車高2105㎜は低すぎるとして、スーパーロングの車高2285㎜でもちょっと物足りない。

我が家は高さは考慮しない&車内の空気循環のためのルーフベントがマストになるので、そもそもスパロンだと何もしなくても2.3mオーバーしてしまうので、ハイエースならばハイルーフ架装してあるモデルのみが選択肢となります。

各ベンダーもハイルーフ架装をしているモデルに注力しており、選択肢が無い訳では無いです。

ポップアップルーフと言えばK-WORKS 。ポップアップルーフと言う選択肢もあります。室内で立つのなんて楽勝です

ホワイトハウスキャンパーのニューモデル COMPASS GRAND。ワイドミドルベースでハイルーフ架装。驚きの室内高2585mmは脅威の高さ!

こうしたハイルーフ架装モデルの存在があるため、バンコンも×ではなく〇を上げても良いと思います。(2点×1.3=2.6点)

居住性に関しては、真四角の箱のため室内体積全てを有効に使えるキャブコンが圧巻の◎(3点×1.3=3.9点)一方、四角い箱とはいえ、天井に向かって軽く絞られていて、壁も垂直じゃないため、やっぱり狭い感じ、デッドスペースが生じるため△(1点×1.3=1.3点)

燃費

燃費は考えちゃダメみたい…ただ、カムロードが4ATなのに対し、ハイエース5型ディーゼルは6ATになるため、多少のアドバンテージはありそう。あえて点数をつけるなら、キャブコン×(0点)、バンコン△(1点×1.3=1.3点)かな。

街乗りでの取り回しの良さ/車高

1台で街乗りも賄おうとすれば、5m×2mの長さ幅に拘って選べばよいと思います。キャブコン、バンコンどちらにもその大きさ内に収まるモデルは多数存在するので双方◎(ともに3点)

但し、立体駐車場に入れる高さを確保したければ、キャブコンは×(0点)、バンコンは◎(3点)になるかと。

総合評価…キャブコン?バンコン?どっち??

車種/評価項目 キャブコン バンコン
車幅2m以内 4 6
4WD 4.5 4.5
断熱対策 4.5 1.5
広い荷室・広い間口 4.5
クルマとしての基本性能 1.5 4.5
見た目(外内装) 1.5 1.5
常設ベッドの有無 3.9 1.3
常設ベッドの広さ/形状 2.6 1.3
室内高 3.9 1.3
居住性 3.9 1.3
燃費 0 1.3
街乗りの取り回しの良さ 3 3
車高 0 3
総合評価

33.3

35

と言うことで、本当に僅差(ともに5勝2分け 総合点で1.8点差。総合点計算時に補正一切無し)ですが、我が家ではバンコンが相応しい結果となりました。

こうしてみると、キャブコンは、居住性を高めるがあまり荷室を適当に空いてる所に作る事で使えない荷室を増やしている点が減点。また、常設ベッドを実現するために、見ていても愛着すら沸かない真四角なボデーが減点。

但し、デメリットとトレードオフで抜群の居住性と、バンクベッド、四角いボデーを実現するためのFRPパネルで形成されているおかげで断熱性は抜群と言う結果を得ました。

バンコンは、ベースとなるハイエース、キャラバンの性格上、クルマとしての基本性能にアドバンテージが高く、貨物車と言う出自からして広い荷室と広い間口を確保している点が最大のメリット。

一方、ベース車の限界として、鉄の塊であるバンはいくら対策を施してもFRPボデーで囲まれたキャブコンに断熱性は劣りますし、居住性も劣ります。

一長一短。人により評価項目も評価の視点も異なりますが、我が家ではこう言う結果になりました。従って、バンコンを中心に具体的に購入するモデルを決めて行きたいと思います。

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