待ちに待ったMotoGP初日のフリープラクティスは終日大雨のもてぎでしたが、2日目の公式予選はいったいどんな天候でどんな内容になるでしょうか?楽しみに寝て起きたらやっぱり雨…
初日のフリープラクティス程ではありませんが、やはり雨は限りなく降り続いています。そんな中での公式予選のスタートです。
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motoGP FP3, FP4
moto3の予選に続き、motoGPクラス FP3がスタートする頃、雨も小止みになって来ました。多分この3日間決勝含む全セッションで最も路面が乾いた瞬間が、FP3~FP4~公式予選(Q1,Q2)だったっかと。
で、各チームの状況と言えば…
YAMAHAは全体的に苦戦中
コンストラクターとして、ずーーっと応援しているのがYAMAHA。僕が初めて乗ったバイクがSR、相方はなんとRZ乗りと言う根っからのヤマハ党。
同時に根っからのアンチロッシ党と来てるので、期待はヴィニャーレスとザルコと言う事になります。
Movistar YAMAHA MotoGP
V.ロッシとM.ヴィニャーレスを擁するYAMAHAワークス、Movistar Yamahaは大苦戦。昨日に引き続き、全く雨のもてぎのセッティングが出ていない模様。ロッシはFP4でいきなりの転倒。イマイチパッとしない感じ。
期待のM.ヴィニャーレスに至っては、FP3でトップ10に入れず、Q1に回るという体たらく…
Monster Yamaha Tech3 Team
YAMAHAワークスがイマイチセッティングを詰め切れてない中、YAMAHA勢の中で唯一気を吐いていたのが、どう考えても今年のルーキーオブザイヤーだろ!なJ.ザルコ。FP3,4もシュアーにまとめて、Q2に堂々進出。
代役で急遽参戦の野佐根航汰(涙…TeamノリックからやっとMotoGPライダーを輩出!)はいきなりの派手な転倒、Q1はちょいと走っただけと良いとこ無し。
YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING
日本では敵なしの中須賀克行、毎年ご褒美でGPで走ってますが、あくまでも日本代表のワイルドカード参戦ではなくYAMAHAの開発ライダーとしての参加。実戦で来期のマシンの方向性を探る役目なので、早く走るよりも「転倒なんかして壊さない」のが絶対条件の参戦。
なので、例年とおり後ろの方をチョロチョロと(涙)
HONDAはやっぱりマルケス
コンストラクターとして、個人的にずーーっとアンチHONDA党である我が家。
なんせGPを観だしたのがキング・ケニー~レイニー。国内ではTECH21 平忠彦で目覚め~本格的に観だしたのがHONDAの岡田とYAMAHAの原田が全日本250㏄クラスでガチでやってた時代。僕のサーキット観戦デビューが菅生の平引退セレモニー…YAMAHAの栄光が忘れられない世代なもので…
という事は必然的にライバルのHONDAはアンチとなる訳で。と言いつつ、現役ライダーで一番好きなのはHONDAのクラッチローで、YAMAHA党なのにアンチロッシと分裂症気味の現在のmotoGP事情…なんてどうでも良い個人的嗜好は置いといて、今年のもてぎのHONDA。やっぱりマルケス、凄いぞマルケスって事に集約されちゃいます。
Repsol Honda Team
FP3,FP4それぞれでブッチギリのトップはやっぱりマルケス。荒れたコンディションでの対応力は全盛期のロッシとマルケスの二人が全motoGPの歴史の中でも抜きんでていると思う次第。
ダニ「侍」マルケスは順調にセットアップを進めているイメージ。取り立てて速いタイムを叩き出す訳でも無い割に遅くもない。ま、捉えどころの無いFPって感じ。
LCR Honda
来期、中上を迎えHONDAへ恩を売りまくって益々サテライトとしての地位安定のルーチョ率いるLCR HONDAですが、現在は現役ライダーの中でブッチギリで好きなクラッチロー一人体制。FP1では神経質なロレンソに体当たりダイブをキメて激怒されてましたが、そのせいかどうか知りませんが、おとなしい走りに終始…FP3,4も空気でQ1に回るとは…
Estrella Galicia 0,0 Marc VDS
マルクVDSは、個人的には全く何一つ期待もしてなきゃ単に走っているだけのチームなんですが、怪我で欠場のジャック・ミラーの代役でこれまたおなじみの青山博一が急遽参戦決定です。
例年、HONDAに良い様に代打起用されている青山ですが、いくら開発ライダーとはいえポっと出て来て結果も出せる様な簡単な世界でもなく…もう一度レギュラーシーズン乗せてあげたいと思うのは僕だけじゃないはず。
SUZUKIは今シーズンは厳しいか
SUZUKIですが日本の3大ワークスの中でかなり苦戦中。期待の大型ルーキー、ヴィニャーレスに逃げられて、なんとかドゥカティからイアンノーネを獲得したものの、あれだけドカを上手く乗っていたイアンノーネはスズキと相性があまり良く無い模様。もう一人のアレックス・リンスはこれからのライダーなので…今シーズンはまだまだ下地つくりのシーズンって感じでしょうか?
Team SUZUKI ECSTAR
SUZUKIのマシンで目を引くのは、フロントカウルの下にヒゲの様な意味不明なカウルが…実際の空力でどんな効果を生んでいるかわかりませんが、FPを見ている限り効果は生んでない模様。。。といっても、2人ともQ2をダイレクトにGetした訳なので、雨の中大健闘、雨のセッティング大成功ではないでしょうか。
今年一番の大化けはドゥカティのドヴィツィオーゾ
DUCATI
アラゴンでやっと表彰台に登ってさぁこれから!の上り調子のロレンソと、まさかのチャンピオン争いをマルケスと繰り広げているドヴィツィオーゾの2名を擁するドゥカティワークス。元々もてぎは得意のドゥカティ、今年のもてぎでもやっぱり一番目立っていたのはこの2台でした。
OCTO PRAMAC RACING
ある意味今回のもてぎでの最大のサプライズが、プラマックのD.ペトルッチかも。初日6番手、FP3で11位、FP4で4位…予選、決勝も驚愕の結果!
その他DUCATI泡沫
なんかいるんだかいないんだか分からないけど、写真を撮っているとヤケに目立つDucatiの泡沫チーム達。まぁ頑張れ。
KTM, APRILIAたちの活躍がスパイスに
なかなかP.P.の獲得や優勝にはまだ程遠いけど、軽量級よりステップアップして、motoGPのフィールドでそれなりに存在感を示す2社。この2社の活躍が他のワークスのケツに火を付ける結果になるので、もてぎでも大いに頑張ってもらいたいと思っているので、実際の走りを楽しみにしていました。
Red Bull KTM Factory Racing
まずはRed Bull KTM Factory Racingから。レースといえばRed Bullと言える程、各ジャンルのレースでトップチームを形成しているRed Bullは、motoGPの世界ではKTMと組んでチャレンジャーとしての参戦になります。
軽量級では昔から実績を積んでチャンピオンを輩出してきた強豪チームですが、motoGPではまだまだの印象。でもなんかイメージでしょうか?凄く小回りが利いてキビキビ動く印象が強く、FP3,FP4 公式予選でも引っ掻き回してくれました。
Aprilia Racing Team Gresini
名門グレシーニは今はアプリリアと組んでmotoGPに参戦中。アプリリアは、軽量級では敵無しの一時代を築き、motoGPクラスには原田哲也の時代から挑戦してはやめ、また挑戦してはやめ。を繰り返しているイメージ。
いつまでも日本の3大メーカー+ドゥカティばっかじゃねーだろ。と思っている僕は、アプリリアこそもう少し頑張って欲しいコンストラクターなんだけどね。
雨のもてぎとアプリリアは相性がなんだか良さそう。てのがFP3,4予選を見て思った事だったのでかなり期待大。
motoGPライダー全紹介って趣になってしまったFP3ですが、ここでの結果を経てQ1, Q2へと進みます。
詳細な順位、タイム等はMotoGPの公式ページへ↓
公式予選Q1
フリープラクティスの結果TOP10に入れなかったライダーはQ1に臨みます。ここで1位2位を獲得出来たライダーがTOP10のライダーと共にQ2に参加可能となります。
- 本来、こんなところにいてはいけない筆頭は、YAMAHAのヴィニャーレス
- 個人的にこんなとこにいちゃダメだろは、HONDAのクラッチロー
この二人を軸にどんな短期決戦が繰り広げられるか、僕たちは、90度コーナーおよびその内側に行ったり来たりしながら予選観戦になります。(ここは90度コーナー向けにオーロラビジョンが設置されているので、どちらからでもドアップで他のコーナーの様子も確認出来ます)
なんとQ1進出の2台は、Red Bull KTMの2台が揃って!これにはびっくりでした☆
公式予選 Q2
KTM勢2台を含む12台による公式予選がいよいよスタートです。
やっぱりマルケスを中心とした公式予選
いきなり1回目のアタックでマルケスが1分53秒台をマーク。これは他のライバル達よりも1秒以上速い信じられないタイム。
このタイムを目標にライバル達がしのぎを削る訳ですが、まずはV.ロッシ。だいぶ乾いて来た路面を見て、いきなりのスリックでのトライ! ただ、さすがに早すぎた模様でタイムが出せ ず、諦めてウェットに履き替え。ただし、ラスト2分位しか残っていなかったため、一発勝負の予選に…結果12番手と最下位に沈んだ。
こんな感じで終始ロッシはもてぎでは何もかも噛み合わない感じだったのが印象。ギャンブルが上手く行ったのも運のうち。いよいよ老いたな。と言う感想も頭をもたげます。
金の侍ペドロサは、地味に周回を重ね、地味にポジションをアップさせ、結果6番手と地味な結果に…
ペドロサと同様に地味にコツコツと周回を重ねていたのがロレンソ。ペドロサ同様地味にポジションをアップさせ、結果、金の侍のいっこ上の5番手と言うこれまた地味な結果をゲット。
とはいえ、ドビの結果も考えれば、ロレンソとしては良くやったと思う。決勝に期待できるポジションで明日を待ちます。
予選はマルケスとドビのガチンコ対決とばかり思っていたけど、蓋を開けてみたら意外と振るわないドビ…ドカのマシンは雨のセッティングが決まっていた模様。中途半端に路面が乾いた状態では、ドビのマシンは最高の結果を残せなかった…
そんなDucati勢の中でビッグサプライズはペトルッチ。食中毒でヒーヒー言いながらのもてぎだったらしいけど、予選一発でドカ勢トップグリッドの2位をゲット。ペトルッチって雨に強いイメージもあまりなかったので本当にびっくり!
マルケスは最後にスリックで臨むも撃沈。最終的には3位に落ち着いた。やっぱそこでトライするのがマルケスであり、P.P.取れなくてもやっぱりこの攻める姿勢はカッコいいね。
予選はまさかの結末
やっぱり雨の予選は面白い。本戦よりも実は面白いんじゃないか?って位の結果に。
- Q1勝ち上がり組のRed Bullの2台がそれぞれ7,8番グリッドをゲット
- アプリリアのアレイシーが4番グリッド!
- SUZUKIも揃って10,11番グリッドと手堅くQ2 突破
- 何がビックリって好調Ducati勢の中でペトルッチが2番グリッドの快挙(食あたりを押して)
- ロッシ、ギャンブル失敗でQ2最下位に沈む
まぁ、一番のビックリが!
改めて予選結果は以下の通り。本当に面白い予選だった。
順位 ゼッケン ライダー チーム名 タイム トップ差 1 5 J・ザルコ Monster Yamaha Tech 3 1’53.469 - 2 9 D・ペトルッチ OCTO Pramac Racing 1’53.787 0.318 3 93 M・マルケス Repsol Honda Team 1’53.903 0.434 4 41 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini 1’53.947 0.478 5 99 J・ロレンソ Ducati Team 1’54.235 0.766 6 26 D・ペドロサ Repsol Honda Team 1’54.342 0.873 7 38 B・スミス Red Bull KTM Factory Racing 1’54.872 1.403 8 44 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing 1’54.906 1.437 9 4 A・ドビツィオーゾ Ducati Team 1’55.064 1.595 10 42 アレックス・リンス Team SUZUKI ECSTAR 1’55.483 2.014 11 29 アンドレア・イアンノーネ Team SUZUKI ECSTAR 1’55.617 2.148 12 46 V・ロッシ Movistar Yamaha MotoGP 1’57.786 4.317 13 76 L・バズ Reale Avintia Racing 1’55.862 (Q1) 14 25 M・ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP 1’55.916 (Q1) 15 35 C・クラッチロー LCR Honda 1’55.952 (Q1) 16 19 A・バウティスタ Pull&Bear Aspar Team 1’56.292 (Q1) 17 8 H・バルベラ Reale Avintia Racing 1’56.668 (Q1) 18 22 S・ロウズ Aprilia Racing Team Gresini 1’56.771 (Q1) 19 53 T・ラバット EG 0,0 Marc VDS 1’56.903 (Q1) 20 17 K・アブラハム Pull&Bear Aspar Team 1’57.144 (Q1) 21 7 青山 博一 EG 0,0 Marc VDS 1’57.157 (Q1) 22 45 S・レディング OCTO Pramac Racing 1’57.787 (Q1) 23 21 中須賀 克行 Yamalube Yamaha Factory Racing 1’57.861 (Q1) 24 31 野左根 航汰 Monster Yamaha Tech 3 2’01.730 (Q1)
moto3,moto2公式予選結果
moto3
今シーズンはTVでもmoto3はちゃんと観ていない状態…青田買い。ドキドキするようなニューカマーを見出すのも楽しいmoto3ですが、なんかイマイチなんだよねぇ。
つことで、結果だけ。
moto2
moto2はごめんなさい。雨に濡れた身体を早く暖めないと、めちゃくちゃ混む事が想定される「なごみの湯」に急ぐために、途中退場…
風呂へと向かうバスの中の放送で、スリックを履くギャンブルが成功して、中上がP.P,を取った事を知る。やったね!中上。moto2置き土産に最高のポジション。明日はぶっちぎれ!
雨で冷えた身体は温泉であたためるはずが…
moto2の公式予選を見るのをやめてまでの風呂。やっぱり早くしないと、昨日の様に空いていてすぐに入れるとはいかなそうな予感で泣く泣くサーキットを後に。
そんな温泉に向かうバス乗り場で信じられない看板が…
只今「なごみの湯」男湯は2時間以上待ちです(女湯はすぐに入浴出来ます)
ふんがーーーーーー
行くのやめようかどうしようか10秒位迷いましたが、行ってみなきゃ分からない。もしも本当にそこまで待つならやめる。と結論付けてバスに乗り込みます。
ホテルツインリンク併設のなごみの湯に到着してみたら…
まさに「風呂シュビッツ」…
2時間待ち。の案内も伊達じゃない位の長蛇の列。ここまでみんなmoto2の予選を観ないででも風呂に入りたいのか(おんなじ事考えている奴がこんなにいるのか)…と唖然。
結局1時間ちょい
意を決して、友人2人と並ぶ事にしました。うちのツレは女子なので待ち時間ゼロで風呂へ。彼女が風呂にゆっくりと浸かり、雨に打たれ冷え切った身体を温めて上がる頃、我ら野郎風呂シュビッツの列はやっと、椅子席中盤あたり。。。
結局、1時間ちょっとで待望の風呂に入る事が出来ましたので2時間てのは大げさ。とはいえ、やっぱり信じられない位の待ち時間…
motoGPが人気になったのはうれしいけれど…
はるか昔、鈴鹿ともてぎの年2回開催されていた頃は、もてぎはガラガラだったのを記憶しています。鈴鹿でのGP、加藤大治郎の悲しい事故死以来開催されなくなり、もてぎ1本になった時にドッと観客は増えましたが、それでもハードが客数をさばききれない事態には至っていなかったと思います。
本当にここ数年の事です。毎年訪れる度に客が増えて行き、メインスタンド近辺が歩くのも大変になったり、発売日にPCの前で待ち構えない限り、指定席券や駐車場の券が取りにくくなったり、お昼ご飯に30分近く並ばないと食事にありつけない(その前に席が取れない)。そして、信じられない位の渋滞に行きも帰りも巻き込まれたりしています。
motoGP人気がバイク人気に結びついていないのが不思議ですが、確かにここ数年motoGPの人気は凄まじいものがあります。
結果、もてぎの施設が完ぺきに客を処理しきれていない状況が続いているのも確か。場内アナウンスでピエール北川が「もてぎのレースイベントの中で一番の集客力を誇るのがmotoGP」と言ってました。
そうなんです。ここまでもてぎで混むのはmotoGPだけなんです。他のレースイベント、スーパーGTは別格でしょうが、WTCCは世界選手権なのに笑っちゃう位ガラガラ。全日本なんて悲惨、S耐やスーパーフォーミュラーもタカが知れてます。となると、施設インフラの増強なんて求めるべくもないのでしょう。
この先も、行きも帰りも大渋滞。メシはいつまで経っても長蛇の列。風呂シュビッツの列はどこまでも長く巡回バスも来ない。更に自由席なんかどこにもない全て指定席に…いつかmotoGPに行かなくなる日が近い様な気がしています。
最悪そうなったら、今後はセパンにでも行くしかないか。
そんなことを風呂シュビッツの列に並びながら思った次第。
もはやmotoGPはフェス
我が家はN5駐車場の奥、フリーのキャンプエリアにてキャンプ泊をしましたが、そのN5駐車場が様変わりしていました。
去年も多少の出店と、雨をしのげるひさしの様なものは出ていたのを記憶していますが、今年は車中泊を激プッシュしているだけあって、N5にはかなりの力の入れよう。
(観客が多すぎて、近隣の宿泊施設ではさばききれなくなったが故の苦肉の策だと思いますが=車中泊のススメ)
もてぎのHPでこのエリアを「語らいの場。」とか何とか書いてあって、当初失笑していましたが、今年の出店状況や休息スペースを見ると、ここで見ず知らずのGPファンとクラフトビールを飲みながら盛り上がるのもありかも。なんて思わせる施設にまで成長しつつあります。
公式予選を終えて
motoGPもてぎラウンドも2日目を終え、いよいよ明日は決勝です。
金土2日とも、野外イベントとしては絶望的な雨続きでしたが、マルケスV.S.ドヴィツィオーゾを軸にmotoGP決勝はかなり面白くなりそうな予感。
moto2は有終の美を飾れるか中上。
moto3はチャンピオンが決定するかも…
辛い雨も多少しのげる施設も多くなって来て、メシも美味くなって来たもてぎ。不便も楽しむフェスとして、決勝も思い切り楽しみたいと思います。