2017年9月10(日)~13日(水)の日程で、予約争奪戦が繰り広げられる高規格キャンプ場、北軽井沢スウィートグラスに初めて行って来ました。
我が家はゆるーい個人経営のキャンプ場に行く事が多いので、いわゆる「グランピング」って言うの?「ちゃんとした」キャンプ場(笑)には滅多に訪れる事がありません。
てことで、記念すべき「キャンプ場イヌミシュラン」の第一回目として、子供達の楽園、大人達にも非日常をお約束する憧れの北軽井沢スウィートグラス滞在記からスタートします。
イヌミシュランっていうからには、イヌにとって快適か? もちろん人にとっても快適か?の視点で独断と偏見で、北軽井沢スウィートグラスを斬りまくりたいと思ってます。(ヒトミシュラン、イヌミシュラン)
いきなりですが、今回は非常に長くなりそうなので、前編後編の二段構成で(笑) 前編では、キャンプ場に行くまでの情報収集~予約までを。後編では実際にキャンプ場に行って感じた事を書いて行きたいと思います。それではレッツラゴー☆←死語
Contents
訪問前 情報収集~予約まで
訪問前:情報収集~予約までに関してのチェックポイントは以下の通り。
- キャンプサイト情報の分かり易さ
- 料金システムの分かり易さと金額の妥当性
- イヌの扱い
- 予約確認やその後のコミュニケーション
キャンプサイト情報の分かり易さ ★★★★★
北軽井沢スウィートグラス(以下SG)は、超巨大キャンプ場であり、テントサイトだけで18種類、コテージ・キャビンで23種類!と、正直どれを選んだら良いか全く分からなくなりそうな量…
更に個々に料金設定が設定されているし、予約したい日時に空いているかのチェック、金額はいくらか?留意事項は???と考えると、それだけで立ちつくし、躊躇しちゃいそうな複雑さです。
しかしそこは、日本で一番人気と言っても過言ではないキャンプ場だけの事はあります。自分が泊まりたいサイトの選択~予約のすべてがSGのHPで完結でき、且つ非常に分かり易い写真で、各サイトが紹介されているので、初めてHPを訪れても全く迷う事無くサイトを選ぶことができるのは本当に凄いです!
ネットが苦手なお年寄りの方にも直感的に操作できそうなビジュアル中心のサイトつくりに感心しちゃいます。
で、まずは第一階層として、どこに泊まるかですが、SGではキャンプサイトと、ロッジ・キャビンが用意されていますが、我が家はキャンパーですので迷う事なくキャンプサイトへ。
イッパツでそのサイトの雰囲気が分かる写真が並んでいるだけでなく、一番気になるサイトの広さと金額(ただし最低料金マジック記載。後述)が分かるのはこれまたさすがのつくりです。
我が家はキャンプ泊の際、基本5,000円/泊と決めています(≒民宿素泊まり一泊料金よりも高いとなると、民宿でいいじゃねぇーか。と感じる貧乏性。プラスアルファ出しても良いと思わせる何か(ドッグランサイトとかね)があれば別 |
9月頭なのでまだ日中は暑いと思い、我が家は林間サイトをチョイス
個別サイトの共通説明項目は以下のとおり。過不足無くHPを見ながらサイトを決める事が可能なつくりとなっていました。
- 定員
- サイト全景、詳細の写真
- サイトのスペック・備品
- サイトの広さ
- サイトに付帯する備品(ここでは焚火台が元々付帯)
- 駐車可能台数
- 電源有無(ここではなし)
- 留意事項
- 持って行った方が良いもの一覧(ここでは一般的なキャンプ用品一式)
- レンタルサービスにリンクあり。商売上手
- エリア(キャンプ場全体における林間サイトの位置を示す地図…それにしても広い)
- 宿泊料金
- シーズン、曜日ですさまじく値段が異なるので注意
- イヌの扱い
- 予約ボタン
サイト説明の分かり易さは日本一かもしれない
大げさでなく、それ位の分かり易さ
直感的に欲しい情報まで過不足無くたどり着ける事が出来て、予約決定までストレス無くネットで完結できるのは、今までキャンプ場に100泊以上していますがSGが圧倒的と感じました。文句なしの星5つ!
細かい改善点は1点のみ
個人的に欲しい情報として不足していたのはたった1点。
サイトの広さが平米記載(林間サイトは100㎡)ですが、キャンパーにとって本当に必要な情報は、縦×横の長さ表記
我が家のメイン幕はキャンパルジャパンのロッジシェルター(プラスインナーテント)と、TATONKA 1TCを基本にしていますので、非常に縦×横の長さを気にするのです。
サイトの縦横の長さによっては、タープを小さいサイズのものに替えるとか、ロッジシェルターではなくテントを持って行くかを決定しなければならないために、トータルの平米表記だけだと事前にサイトレイアウトをどうするか決めかねる事もあります。
…まぁ、100㎡あれば気にしなくても良いのですが(笑) もうちょっと微妙な広さの場合は迷う事が多いので、縦横表記があると本当にありがたいです。
ちなみに今回のサイトはこんな感じ。割と余裕を持って張る事ができました☆
料金システム ★★☆☆☆
さてさて、料金ですが、SGの料金システムは納得いくものか?と言われると、あまりにも幅がありすぎてどう評価したらよいものか…(笑)
実際に泊まった林間サイトを例にとります。
シーズン レギュラー +1名500円
オン +1名500円
ミドル +1名500円
ハイ 一律料金
基本料金
(2名)1,000円 3,600円 7,700円 3名 1,500円 4,100円 4名 2,000円 4,600円 5名 2,500円 5,100円 大・中型犬 +800円 +1,200円 小型犬 +600円 +1,000円 (税込み表示)
出典:http://sweetgrass.jp/facilities/fc1029
上記の表が基本的な料金テーブルとなります。現在(2017年9月)の秋シーズンでは、9月10月の平日でも、オンシーズン価格が適用となります(3,600円 )
なお、各サイトのトップページに記載されている料金はレギュラー価格表記。林間サイトでは1,000円(~←になってるから断じて嘘ではない(笑))その差、3.6倍!
当然土日に行きたいのが人の常ってもんですが…料金カレンダーをよーく見ると、土曜日がすべてハイシーズン料金という事実!(林間サイトでは 7,700円!!!!その差7.7倍)
実際に、1,000円で泊まれるのは11月の北軽井沢(東京の真冬相当(笑))平日のみ…
ちなみに春キャンの場合、GWを避ければ平日はレギュラー料金で泊まれますので春は良心的!秋は、夏に続いてのメインシーズンと言う事が分かります。
このように「週末ちょいとキャンプに行こうか♬」(土曜一泊) と言うにはあまりにも金額が高すぎて、我が家の金銭感覚だととてもじゃないけど泊まれない…というのがSGの本質なのかと。。。
んなこと言っても、施設予約状況をみれば、土日はほぼ全エリア埋まってます…
恐るべしSG
ただし、カレンダーに「土OK」表記がある日は、土曜からめての連泊(金土、もしくは土日泊)の場合、金か日の料金が無料になるサービスがあります。
また、「平OK」表記のある平日に連泊すると、冬季シーズンは、二泊目は平日割30%OFF、三泊目は平日割40%OFF…と段階的割引が適用されます。
(なんと、春秋シーズンは、連泊時常に半額)と、意外と安く泊まれちゃう素敵なマジックも…(犬料金もこれに準じます)
出典:北軽井沢スウィートグラスHP
ただしただし、夏休みシーズンは全く割引サービスが適用されないすべてハイシーズン値段と言う落とし穴も…
料金システムはお世辞にも分かり易いとは言えない
以上見て来たように、SGの料金システムは感覚的には決して分かり易いとは言えず、第一印象で「たけーなぁ…」と、思わせてしまいます。
- とっても複雑な料金テーブル設定。土曜日すべてがハイシーズン設定になっているので、とてもじゃないけど納得行く金額じゃない感じが第一印象
- 平日連泊割引や、土曜日含む連泊時に隣接曜日が無料になる割引システムが存在するけど、各サイトの紹介ページの料金テーブル欄にそのしくみが詳しく説明(リンク)されていないために非常に分かりにくい
- たとえ割引システムが適用されて、納得出来る金額に収まっていたとしても、料金テーブルをチョイ見ただけだと、土曜の値段の高さにしり込みする人も多そう
- 基本、割引のしくみを敢えて分かりにくくすることで、「土曜一泊では来るな」と言うスタンスに見える
- 好意的に取れば「非日常を味わうには1泊だけでは足りない。もっとのんびり楽しもうよ」と、SGからのメッセージともとれなくもない(コジツケ)
SG攻略のカギは平日連泊
と言うことで、納得感のある価格でSGを遊び尽くすには、平日連泊がFinal Answer‼
間違っても土曜日一泊で行くキャンプ場ではない!
ただし、夏休みシーズンはこれまた平日でも特別ハイシーズン料金(7月15日から8月いっぱいのお子さんの夏休み直撃)&連泊割もなにも適用されない…
ファミリーユースの場合、お子様との「たのしいおもひで=Priceless」と諦めてお父さんはずいぶん薄くなった財布の中身をじっと見て泣いて下さい…
まぁ、そもそも、金額にここまでシビアになるような輩は、高規格キャンプ場になんて来る資格無いのかもしれませんが…
予約方法には若干の課題が…
前に紹介した通り、個々のキャンプサイトの説明は、日本で一番分かり易いと思われるSGのHPですが、予約までのプロセスには若干の面倒くささが…
予約までのプロセスとして、
- 泊まりたいサイト、キャビン、コテージを選択
- 泊まりたい日時のサイト空き状況の確認
- 予約
とプロセスを進めていく訳ですが、1.は完ぺきなんだけど 2.(空き状況確認)になると、合計41種類ものサイトの一か月分の空き状況のエクセルシートのような一覧がドーン…
確かに一覧性を担保しながら複数サイトの状況を見て決めるのが普通だとは思うのでこれはこれで良いのですが、とにもかくにも多すぎて見にくいったらありゃしない…
もう初老の管理人は、老眼が酷くてどのセルなのかほぼ読み取れません(自爆)
まぁ、それでもなんとかかんとか空きを見つけてそこに予約しようとすると、2.の施設空き状況一覧サイトから、予約サイトへ飛べません…更に予約をするにはSGへの会員登録が必要となります。
また、会員には無料会員と有料会員が存在し、有料会員は予約開始(3か月前)より7日フライングできるホワイトバッファロー会員と、14日前にフライングゲットできるバッファロー会員から構成されます。
この辺で力尽きる初老のネット不案内者も出てきそうな勢いですが、頑張って予約を進めてゆくと、前述した割引の話やら、犬の話やらいろいろと出て来て瀕死寸前に追い込まれます…
数々の難関や、予想外の出費(有料会員)のトラップを避け、なんとか予約を完了すると、あこがれの非日常が待っています☆
…
……
………て、ここまでイヌミシュランでもなんでもなくて、ただのHPのユーザビリティのイチャモンになってる事に気づいたので、とっとと、予約時におけるイヌの扱いについて見て行きたいと思います。
イヌの扱い ★★★★☆
とってもイヌフレンドリーなキャンプ場です
SGでは基本的にイヌと一緒に楽しむスタイルを大歓迎しています。テントサイトは柵なしのサイトはリード着用前提で2匹までOK。
柵ありのサイト(※柵が低いガーデン広々サイト除く)では、ノーリード3匹までOK。
ロッジやキャビンでも、ケージ持ち込みであればすべてOK。特にワン達との旅を楽しむための、柵付きお庭付きのキャビン・コテージも多数用意してあるので、安心してイヌを連れて行く事が出来ます(詳細はこちら)
※ちなみに、我が愛犬ブリュッセルグリフォンとプチブラバンソンってどんな犬?って方には是非こちらの記事を☆
共有スペースとして、大型犬、小型犬用の2種類のドッグランが浅間山が一望出来る最高のロケーションに設置されています。
また、ランで泥だらけになったワンズたちのための、ドッグシャワー(温水対応、利用無料)も完備されており、至れり尽くせり。
このように、とってもイヌフレンドリーなSGです。キャンプ場のスタッフの方もイヌ好きの方が多いみたいで、すれ違うたびにうちのワンズを見てニコニコしながら声をかけてくれ、飼い主的にもとてもハッピーな気持ちになります。
これなら、前に記載した料金表にあるように、イヌ料金を別途支払うのも納得できます。時々、犬のケアなんてキャンプ場で何一つしてないのに、一匹あたり1,000円OVER平気で徴収する「人頭税方式キャンプ場」も多い中、とっても良心的といえるでしょう。
イヌの約束事
当然、犬連れのお客様だけではないので、マナーを守るために、かなり詳細な取り決めがなされています。
- 基本2匹まで(ドッグラン付きサイトのみ3匹)
- 一人でコントロール可能なのは2匹程度の認識か。まぁ我が家は納得出来る
- 場内リード着用義務付け
- 1m以内のリードと細かく指定。ロングリードでもしもの事があればね…でも、我が家はよくみりゃ、1m以内のリードなんて持ってません。。。1.5m程度で許してもらいました
- 事前にペット同伴ルールに目を通したうえで、チェックイン時に署名提出が求められる
- そこまで理不尽な事は書いていない。常識的に対処可能な事ばかりだが、同意書として署名提出までさせるのは、基本「イヌ性悪説」に基づいている気がしてならない
- まぁ、マナーの悪い飼い主は絶対にいるから、そこまでしないと「抑止力」にはならないので理解できるけどさ
飼い主は最低限のマナーをもって臨もう
当たり前の話ですが、犬嫌いのお客様もいるし、ここは家じゃなくパブリックな場所なんだから、最低限のマナーは言われなくても出来なきゃ犬を飼う資格なんて無いのは言うまでもないこと(大前提)
キャンカーの道の駅での車中泊で、一部のマナーの悪いバカのおかげで、車中泊キャンカーが白い目で見られたり、一部の道の駅で車中泊禁止になったりしていると聞きます。
犬連れ旅も全く同じこと。自分が思っている程、世間様は犬に対して寛容じゃない。って事を認識したうえで、一部のバカ飼い主に自分がなっていないか、常にセルフチェックが出来る様になる事こそが大切なのではないか。そんな気がします。
これからも気持ちよくSGでワンズたちが駆け回れるかどうかは飼い主次第だと、常に試されているのです。そこは忘れないようにしないとね。
予約確認~その後のコミュニケーション ★★★★★
僕がSGに初めて行くことになって一番びっくりしたのは、キャンプ場のくせに(失礼しました)ネットを使ったCRMが徹底されていること。ケーススタディに出てきそうな事をここまで徹底して実現しているキャンプ場はなかなか無いでしょう。
日本で一番人気のキャンプ場っていうのも伊達じゃないな。単に施設の素晴らしさではなく、きっちりとお客様を安心して楽しませる術を心得ているって事なのかもしれません。
メールによるお客様との接点の確保の徹底
まずは予約終了後。これはどこでもやっている確認のメール
この度は北軽井沢スウィートグラスをご予約いただき、ありがとうございす。
以下の内容で、ご予約を承りました。ご確認ください。******************************
【ご予約番号】 99999999
【キャンプ場名】 スウィートグラス
【お客様名】 xxxxxxx 様
【ご利用日】 2017/09/10 – 2017/09/13
【ご利用人数・ペット・ご利用車両】
2017/09/10 [人数] 大人2名 計2名
[ペット] 小型犬2頭 計2頭
[車両] 普通車1台 計1台
2017/09/11 [人数] 大人2名 計2名
[ペット] 小型犬2頭 計2頭
[車両] 普通車1台 計1台
2017/09/12 [人数] 大人2名 計2名
[ペット] 小型犬2頭 計2頭
[車両] 普通車1台 計1台
【ご利用施設】
2017/09/10 林間サイト 2人 3600円
2017/09/11 林間サイト 2人 1800円(平日割 50%OFF:1800円)
2017/09/12 林間サイト 2人 1800円(平日割 50%OFF:1800円)
《ご利用施設合計金額》 7200円
【ご利用合計金額】
施設 利用料金 7200円
予約品利用料金 0円
ペット宿泊料金 2400円
イベント 料金 0円
《合計》 9600円出典:北軽井沢スウィートグラスからのメール
これはどこでもやっている事なので別に珍しくもなんともないですが、とっても簡潔で分かり易いメール
この後、キャンプ10日前にきちんとリコンファームのメールが届きます。低規格キャンプ場ばかりに行っている管理者からすると、これだけで凄いと思っちゃいます(笑)高級リゾートホテルみたいです、たかがキャンプ場なのに…高規格キャンプ場とはこういう事なんですね
xx xxx 様
◆◆ご利用予定日の10日前となりました◆◆
確認の為、現在のご予約内容をご案内いたします。*******************************
【ご予約番号】 9999
【キャンプ場名】 スウィートグラス
【お客様名】
【ご利用日】
【ご利用人数・ペット・ご利用車両】
【ご利用施設】
【ご利用合計金額】
【通信欄】
*******************************お天気や近隣情報など、お出かけ前のチェックにお役立てください。
<お天気情報>
https://goo.gl/wXQnPZ<気温・服装について>
http://sweetgrass.jp/common/faq.html#dress<アクセス・周辺マップ>
http://sweetgrass.jp/common/access.htmlご予約内容の変更やオプションの追加、ご予約キャンセルなどございましたら、
予約マイページよりお手続きをお願いいたします。
http://reser.sweetgrass.jp/rsv/sv_open————————————————————————–
《必ずご来場前にご確認ください》
<お知らせ>
http://sweetgrass.jp/common/news.html#170715
※「デビューサイト」に電源ボックスを設置しました。<場内ルール>
http://sweetgrass.jp/guidance/rule.htmlそれでは、ご来場お待ちしております。
————————————————————————–
【土連泊プラン、冬の平日割プランお申込みの方へ】
割引(プラン)は、上記料金に反映されております。
ご不明な点については、お手数ですが予約センターまでお問合せください。【スウィートグラスのキャンセルポリシー】
ご宿泊の場合、ご利用日の7日前からキャンセル料が発生いたします。
ご宿泊以外にキャンセル料が発生するものもございます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://sweetgrass.jp/guidance/reserve.html#03
出典:北軽井沢スウィートグラスからのメール
※URLは当時頂いたメールに記載されていたもので、現在リンク切れになっています。
予約ビジネスにとってノーショー(予約したけど行かない輩)が一番やっかいです。少しでもノーショーを防ぐには、きちんと予約した日に宿泊予定者を来させる事が重要であり、そのためにも、細かい連絡のやり取りを通じて安心感を醸成させて行く事が重要になって来ます。
そういう視点でSGからのメールを見ると、きちんと10日前に連絡が。それも予約内容を伝えるだけでなく、訪問するタイミングのお天気や、周辺情報、キャンプ場の気温(おススメの服装)など、旅の準備に必要な情報を提供したうえで、きちんとキャンセルポリシー等も掲載し、トラブルを未然に防いでいます。
キャンプ場は、ホテル等よりももっともっと天候に左右されるビジネスですので、ここまできっちり連絡をくれると泊まる側も安心するってもんです。さすがです☆
んで、楽しく遊んで満足して帰って来てから3日後とかの絶妙なタイミングでフォローメールが…
xx xxx 様
この度は、北軽井沢スウィートグラスへご来場いただき、ありがとうございました。
ご滞在中は、楽しくお過ごしいただけましたでしょうか?もしよろしければ、スウィートグラスで撮っていただいたお写真をご紹介ください。
ホームページで皆さまの投稿を紹介させていただいております。子供たちの笑顔や、お父さんの張り切りっぷり、ワンちゃんの写真など・・・
お待ちしております。↓↓BEST SHOTの投稿はこちら↓↓
URLまた、アンケートのご協力もよろしくお願いします。
※現地でご協力いただいた方もいらっしゃるかと思いますが、もし書き
忘れてしまったお気づきのことなどありましたら、ご意見お寄せください。↓↓アンケートフォームはこちら↓↓
URLそれでは、またのご来場、スタッフ一同お待ちしております。
出典:北軽井沢スウィートグラスからのメール
旅が終わった後は、写真の投稿を通じ、思い出をシェアする心配り。また、この3日後と言うタイミングの絶妙さ。
帰った日は疲れていてそれどころじゃないし、次の日位はきっと幕とかを乾燥させたりキャンプ道具をしまったりして忙しいです。3日目以降位から、ぼちぼち撮った写真の整理を始めたり、インスタとかに改めてアップしたりしてるかもしれません。そんな頃合いなのです。
旅行サービスのCRMは、予約→旅行前→旅行中→旅行後のプロセスを通じて、ネットで絶えず顧客との接点を保ち続けることが有効と言われています。分かっちゃいるけどそこまではなかなか出来ていない大手が多い中、本気でお客様との接点を濃密に保ち続けることで、価格以上の価値を生み出そうとしているのが分かります。
本当にどこまでもちゃんとしたキャンプ場です…。普段我が家が行っているオヤジが一人でゆるーくやってたり、管理人のアンちゃんが客と一緒に遊んでるような低規格キャンプ場とは雲泥の差でした(笑)
訪問前 情報収集~予約 まとめ
総合評価 ★★★★☆
北軽井沢スウィートグラス。実際に泊まりたいサイトを選び、空き状況・金額・イヌの扱い等を確認して予約をし、その後訪れるまでの間のキャンプ場とのコミュニケーション。どこをとっても、「高規格キャンプ場だなぁ」と感心することばかり。
- キャンプサイト情報の分かり易さ ★★★★★
- 完ぺき。ここまで分かり易いキャンプ場のHPはそうはありません
- 犬に関する情報も分かり易く記載されていて迷いません
- 料金システム ★★☆☆☆
- 一見して高いと思わせる表記
- 実際は各種割引があるけど、料金テーブルとリンクしていないので分かりにくい事この上ない
- イヌの扱い ★★★★☆
- イヌはWelcomeなキャンプ場、実際にイヌに優し施設がたくさん!
- 予約時にかなり細かい注意事項あり、いちいち印刷して署名まで必要
- キャンプ場を責めるのではなく、イヌの飼い主としてパブリックの場での節度ある行動が求めらているのは自明
- 予約確認~その後のコミュニケーション ★★★★★
- CRMがちゃんとできているキャンプ場なんです
- もはや古臭いと思っていたメールマーケティングもまだまだ捨てたもんじゃないなぁと認識
ただ、料金システムが分かりにくいのがねぇ…
高規格=高い。って図式がそのイメージ通りに直撃。時期さえ選べば、そこまで高くないのにね。すげー損している気が…
後編では実際にキャンプ場に行ってみて感じた事を。 子供たちの楽園!のイメージの強いSGですが、大人だけの宿泊、イヌにとっても楽園なのか?? 次も行きたいと思うのか?行くならどのサイトが良いのか??? などなど 犬連れキャンパー(連れでなくても)にとって少しでもお役に立てれば…こうご期待!