2017 motoGP round15 ツインリンクもてぎdays2 公式予選 Oct,14 Sat

待ちに待ったMotoGP初日のフリープラクティスは終日大雨のもてぎでしたが、2日目の公式予選はいったいどんな天候でどんな内容になるでしょうか?楽しみに寝て起きたらやっぱり雨…

初日のフリープラクティス程ではありませんが、やはり雨は限りなく降り続いています。そんな中での公式予選のスタートです。

motoGP FP3, FP4

moto3の予選に続き、motoGPクラス FP3がスタートする頃、雨も小止みになって来ました。多分この3日間決勝含む全セッションで最も路面が乾いた瞬間が、FP3~FP4~公式予選(Q1,Q2)だったっかと。

で、各チームの状況と言えば…

YAMAHAは全体的に苦戦中

コンストラクターとして、ずーーっと応援しているのがYAMAHA。僕が初めて乗ったバイクがSR、相方はなんとRZ乗りと言う根っからのヤマハ党。

同時に根っからのアンチロッシ党と来てるので、期待はヴィニャーレスとザルコと言う事になります。

Movistar YAMAHA MotoGP

V.ロッシとM.ヴィニャーレスを擁するYAMAHAワークス、Movistar Yamahaは大苦戦。昨日に引き続き、全く雨のもてぎのセッティングが出ていない模様。ロッシはFP4でいきなりの転倒。イマイチパッとしない感じ。

V字立ち上がり。ここでスピードを乗せてコーナー抜ける時、縁石の上でウイリーするのがロッシの常ですが、雨のため慎重な走りに終始

期待のM.ヴィニャーレスに至っては、FP3でトップ10に入れず、Q1に回るという体たらく…

振り返ってる場合じゃないぞ、ヴィニャーレス

Monster Yamaha Tech3 Team

YAMAHAワークスがイマイチセッティングを詰め切れてない中、YAMAHA勢の中で唯一気を吐いていたのが、どう考えても今年のルーキーオブザイヤーだろ!なJ.ザルコ。FP3,4もシュアーにまとめて、Q2に堂々進出。

フランス人ライダーなのに、日章旗をメットにデザインするザルコ。それだけで親近感が沸きます

代役で急遽参戦の野佐根航汰(涙…TeamノリックからやっとMotoGPライダーを輩出!)はいきなりの派手な転倒、Q1はちょいと走っただけと良いとこ無し。

野佐根は転倒で指を負傷した模様。返す返す残念な結果に…

YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING

日本では敵なしの中須賀克行、毎年ご褒美でGPで走ってますが、あくまでも日本代表のワイルドカード参戦ではなくYAMAHAの開発ライダーとしての参加。実戦で来期のマシンの方向性を探る役目なので、早く走るよりも「転倒なんかして壊さない」のが絶対条件の参戦。

なので、例年とおり後ろの方をチョロチョロと(涙)

SP忠男のメットに、ヤマハ栄光の21番をひっさげての毎年おなじみの中須賀

HONDAはやっぱりマルケス

コンストラクターとして、個人的にずーーっとアンチHONDA党である我が家。

なんせGPを観だしたのがキング・ケニー~レイニー。国内ではTECH21 平忠彦で目覚め~本格的に観だしたのがHONDAの岡田とYAMAHAの原田が全日本250㏄クラスでガチでやってた時代。僕のサーキット観戦デビューが菅生の平引退セレモニー…YAMAHAの栄光が忘れられない世代なもので…

という事は必然的にライバルのHONDAはアンチとなる訳で。と言いつつ、現役ライダーで一番好きなのはHONDAのクラッチローで、YAMAHA党なのにアンチロッシと分裂症気味の現在のmotoGP事情…なんてどうでも良い個人的嗜好は置いといて、今年のもてぎのHONDA。やっぱりマルケス、凄いぞマルケスって事に集約されちゃいます。

Repsol Honda Team

FP3,FP4それぞれでブッチギリのトップはやっぱりマルケス。荒れたコンディションでの対応力は全盛期のロッシとマルケスの二人が全motoGPの歴史の中でも抜きんでていると思う次第。

見ているだけでもコーナーの進入の速さが一発でわかるのはマルケスだけ。

ダニ「侍」マルケスは順調にセットアップを進めているイメージ。取り立てて速いタイムを叩き出す訳でも無い割に遅くもない。ま、捉えどころの無いFPって感じ。

侍ペドロサ、昨日と異なり侍の字が金色にバージョンアップ

LCR Honda

来期、中上を迎えHONDAへ恩を売りまくって益々サテライトとしての地位安定のルーチョ率いるLCR HONDAですが、現在は現役ライダーの中でブッチギリで好きなクラッチロー一人体制。FP1では神経質なロレンソに体当たりダイブをキメて激怒されてましたが、そのせいかどうか知りませんが、おとなしい走りに終始…FP3,4も空気でQ1に回るとは…

GoGoクラッチロー! 転ぶまで攻めろ!(笑)

Estrella Galicia 0,0 Marc VDS

マルクVDSは、個人的には全く何一つ期待もしてなきゃ単に走っているだけのチームなんですが、怪我で欠場のジャック・ミラーの代役でこれまたおなじみの青山博一が急遽参戦決定です。

例年、HONDAに良い様に代打起用されている青山ですが、いくら開発ライダーとはいえポっと出て来て結果も出せる様な簡単な世界でもなく…もう一度レギュラーシーズン乗せてあげたいと思うのは僕だけじゃないはず。

やっぱり突然乗れ。じゃ結果も出せなかった青山。もう一度レギュラーで見たいぞ!

 

ラバトと青山。どっちも空気…

SUZUKIは今シーズンは厳しいか

SUZUKIですが日本の3大ワークスの中でかなり苦戦中。期待の大型ルーキー、ヴィニャーレスに逃げられて、なんとかドゥカティからイアンノーネを獲得したものの、あれだけドカを上手く乗っていたイアンノーネはスズキと相性があまり良く無い模様。もう一人のアレックス・リンスはこれからのライダーなので…今シーズンはまだまだ下地つくりのシーズンって感じでしょうか?

Team SUZUKI ECSTAR

SUZUKIのマシンで目を引くのは、フロントカウルの下にヒゲの様な意味不明なカウルが…実際の空力でどんな効果を生んでいるかわかりませんが、FPを見ている限り効果は生んでない模様。。。といっても、2人ともQ2をダイレクトにGetした訳なので、雨の中大健闘、雨のセッティング大成功ではないでしょうか。

これがヒゲ。イアンノーネのメットのSマークに「やるっきゃない!」て…土井たか子かょ(古い)

 

イアンノーネよりもラバトの方が個人的には乗れていたイメージかな

今年一番の大化けはドゥカティのドヴィツィオーゾ

DUCATI

アラゴンでやっと表彰台に登ってさぁこれから!の上り調子のロレンソと、まさかのチャンピオン争いをマルケスと繰り広げているドヴィツィオーゾの2名を擁するドゥカティワークス。元々もてぎは得意のドゥカティ、今年のもてぎでもやっぱり一番目立っていたのはこの2台でした。

まさかドビがここまで大化けするとはねぇ~☆とてもうれしい誤算です

 

ほんの少しずつだけど、暗闇から出口が見えてきたロレンソ。明けない夜は無いぞ、FORZA Lorenzo‼ 俺はオマエを応援しているぞ、ロッシとYAMAHAを見返すんだ!!

OCTO PRAMAC RACING

ある意味今回のもてぎでの最大のサプライズが、プラマックのD.ペトルッチかも。初日6番手、FP3で11位、FP4で4位…予選、決勝も驚愕の結果!

今や本家のロッシさえこんな事してない。マルケスの登場以降、足を投げ出してバランスを取る走法を実践しているライダーは激減したのに、いまだにこのスタイルを採るペトルッチはダメで古いライダーなんだと思ってました。すみませんでした。ごめんなさい。速いです

 

一方のS.レディングは空気…来季のシートが心配な位乗れてない感じ

その他DUCATI泡沫

なんかいるんだかいないんだか分からないけど、写真を撮っているとヤケに目立つDucatiの泡沫チーム達。まぁ頑張れ。

Reale Avintia Racingのロリス・バズ。ごめんなさい、よくわかんないす。。。

 

同じくReale Avintia RacingからH.バルベラ。バルベラはmotoGPクラスに上がって来たのは知ってたけど、どのチームににいるのかまでは知らなかった。こんなトコにいた

 

Pull&Bear Aspar TeamのA.バウチスタ。アスパーがmotoGPクラスでもチームを運営しているのは微かに知っていたけど、今そこで乗っているのがバウチスタなのか…まさに都落ち

 

かつては親の金で自身のチームで出場していた、最後のプライベーター、 Karel ABRAHAMも今はアスパーに。動くシケイン

KTM, APRILIAたちの活躍がスパイスに

なかなかP.P.の獲得や優勝にはまだ程遠いけど、軽量級よりステップアップして、motoGPのフィールドでそれなりに存在感を示す2社。この2社の活躍が他のワークスのケツに火を付ける結果になるので、もてぎでも大いに頑張ってもらいたいと思っているので、実際の走りを楽しみにしていました。

Red Bull KTM Factory Racing

まずはRed Bull KTM Factory Racingから。レースといえばRed Bullと言える程、各ジャンルのレースでトップチームを形成しているRed Bullは、motoGPの世界ではKTMと組んでチャレンジャーとしての参戦になります。

軽量級では昔から実績を積んでチャンピオンを輩出してきた強豪チームですが、motoGPではまだまだの印象。でもなんかイメージでしょうか?凄く小回りが利いてキビキビ動く印象が強く、FP3,FP4 公式予選でも引っ掻き回してくれました。

エスパルガロ弟。ポルもB.スミスも昨シーズンよりモンスターヤマハから引き抜かれRED BULLへ

 

B.スミス、デビューしたての頃はこんな子供がレース走って良いのか?って位の子供だったのに、今やハゲ散らかしてどこのオッサンだよ。に…あ、FPにも予選にも関係無い話でした。すみません…

Aprilia Racing Team Gresini

名門グレシーニは今はアプリリアと組んでmotoGPに参戦中。アプリリアは、軽量級では敵無しの一時代を築き、motoGPクラスには原田哲也の時代から挑戦してはやめ、また挑戦してはやめ。を繰り返しているイメージ。

いつまでも日本の3大メーカー+ドゥカティばっかじゃねーだろ。と思っている僕は、アプリリアこそもう少し頑張って欲しいコンストラクターなんだけどね。

雨のもてぎとアプリリアは相性がなんだか良さそう。てのがFP3,4予選を見て思った事だったのでかなり期待大。

やっぱり速いぞアレイシー! アプリリアは良い買い物をしたって感じだよね。それにしてもアレイシーはトップチームに行くと結果が出ないけど、この辺のチームだと輝くのは何故なんだ…

 

S.ロウズは空気だった…

motoGPライダー全紹介って趣になってしまったFP3ですが、ここでの結果を経てQ1, Q2へと進みます。

詳細な順位、タイム等はMotoGPの公式ページへ↓

FP3結果

FP4結果

公式予選Q1

フリープラクティスの結果TOP10に入れなかったライダーはQ1に臨みます。ここで1位2位を獲得出来たライダーがTOP10のライダーと共にQ2に参加可能となります。

  • 本来、こんなところにいてはいけない筆頭は、YAMAHAのヴィニャーレス
  • 個人的にこんなとこにいちゃダメだろは、HONDAのクラッチロー

この二人を軸にどんな短期決戦が繰り広げられるか、僕たちは、90度コーナーおよびその内側に行ったり来たりしながら予選観戦になります。(ここは90度コーナー向けにオーロラビジョンが設置されているので、どちらからでもドアップで他のコーナーの様子も確認出来ます)

最後までセッティングを詰め切れず、いっつも後続のライダーばかり気にしていたイメージのヴィニャーレスはQ2進出も果たせず14番手と振るわず

 

俺のクラッチロー(笑) もう全然ダメ、Q1ラストにハイサイド寸前、バイクから投げ出されそうになりながらも堪え、結果15番手。最後までウェットセッティングを見つけられず

なんとQ1進出の2台は、Red Bull KTMの2台が揃って!これにはびっくりでした☆

ポルがQ1を一位通過!凄いぞKTM!

 

そこまで速いとは思わなかったけどB.スミスもきっちりと結果を出した。やっぱりすごいぞKTM!

Q1結果

公式予選 Q2

KTM勢2台を含む12台による公式予選がいよいよスタートです。

やっぱりマルケスを中心とした公式予選

いきなり1回目のアタックでマルケスが1分53秒台をマーク。これは他のライバル達よりも1秒以上速い信じられないタイム。

90度コーナーに突っ込むマルケス。雨のコンディションじゃなければ、後輪が浮く程のブレーキングが見られるが、さすがにそうもいかないのは残念

このタイムを目標にライバル達がしのぎを削る訳ですが、まずはV.ロッシ。だいぶ乾いて来た路面を見て、いきなりのスリックでのトライ! ただ、さすがに早すぎた模様でタイムが出せ ず、諦めてウェットに履き替え。ただし、ラスト2分位しか残っていなかったため、一発勝負の予選に…結果12番手と最下位に沈んだ。

こんな感じで終始ロッシはもてぎでは何もかも噛み合わない感じだったのが印象。ギャンブルが上手く行ったのも運のうち。いよいよ老いたな。と言う感想も頭をもたげます。

分かりにくいですが、確かにロッシ、スリック履いてます

金の侍ペドロサは、地味に周回を重ね、地味にポジションをアップさせ、結果6番手と地味な結果に…

去年のもてぎでは予選中、自分の見ている目の前でハイサイド。肩から路面に叩きつけられ骨折…今年は慎重を期した走りって感じか

ペドロサと同様に地味にコツコツと周回を重ねていたのがロレンソ。ペドロサ同様地味にポジションをアップさせ、結果、金の侍のいっこ上の5番手と言うこれまた地味な結果をゲット。

とはいえ、ドビの結果も考えれば、ロレンソとしては良くやったと思う。決勝に期待できるポジションで明日を待ちます。

頑張れ!ロレンソ!!

予選はマルケスとドビのガチンコ対決とばかり思っていたけど、蓋を開けてみたら意外と振るわないドビ…ドカのマシンは雨のセッティングが決まっていた模様。中途半端に路面が乾いた状態では、ドビのマシンは最高の結果を残せなかった…

ドヴィツィオーゾ。今シーズン最大のサプライズであり、もてぎがそのサプライズの集大成の様な男だ。でもQ2はイマイチの9番グリッドに。決勝のフルウェットに期待

 

そんなDucati勢の中でビッグサプライズはペトルッチ。食中毒でヒーヒー言いながらのもてぎだったらしいけど、予選一発でドカ勢トップグリッドの2位をゲット。ペトルッチって雨に強いイメージもあまりなかったので本当にびっくり!

Ducatiワークスが思ってたよりも結果が伸びなかった中でペトルッチの2位は凄い!

 

マルケスは最後にスリックで臨むも撃沈。最終的には3位に落ち着いた。やっぱそこでトライするのがマルケスであり、P.P.取れなくてもやっぱりこの攻める姿勢はカッコいいね。

確かにツルツル

予選はまさかの結末

やっぱり雨の予選は面白い。本戦よりも実は面白いんじゃないか?って位の結果に。

  • Q1勝ち上がり組のRed Bullの2台がそれぞれ7,8番グリッドをゲット
  • アプリリアのアレイシーが4番グリッド!
  • SUZUKIも揃って10,11番グリッドと手堅くQ2 突破
  • 何がビックリって好調Ducati勢の中でペトルッチが2番グリッドの快挙(食あたりを押して)
  • ロッシ、ギャンブル失敗でQ2最下位に沈む

まぁ、一番のビックリが!

まさかのザルコのP.P.!
ウェットタイヤオンリーで勝負。正攻法でしっかりと走り切った戦略も見事。不調のYAMAHA勢の中でこの結果は素晴らしい。YAMAHAに良心があるなら、来期、もうダメなかつてのヒーローを降ろしてザルコを乗せてあげたい。心からそう思う。

改めて予選結果は以下の通り。本当に面白い予選だった。

順位 ゼッケン ライダー チーム名 タイム トップ差
1 5 J・ザルコ Monster Yamaha Tech 3 1’53.469
2 9 D・ペトルッチ OCTO Pramac Racing 1’53.787 0.318
3 93 M・マルケス Repsol Honda Team 1’53.903 0.434
4 41 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini 1’53.947 0.478
5 99 J・ロレンソ Ducati Team 1’54.235 0.766
6 26 D・ペドロサ Repsol Honda Team 1’54.342 0.873
7 38 B・スミス Red Bull KTM Factory Racing 1’54.872 1.403
8 44 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing 1’54.906 1.437
9 4 A・ドビツィオーゾ Ducati Team 1’55.064 1.595
10 42 アレックス・リンス Team SUZUKI ECSTAR 1’55.483 2.014
11 29 アンドレア・イアンノーネ Team SUZUKI ECSTAR 1’55.617 2.148
12 46 V・ロッシ Movistar Yamaha MotoGP 1’57.786 4.317
13 76 L・バズ Reale Avintia Racing 1’55.862 (Q1)
14 25 M・ビニャーレス Movistar Yamaha MotoGP 1’55.916 (Q1)
15 35 C・クラッチロー LCR Honda 1’55.952 (Q1)
16 19 A・バウティスタ Pull&Bear Aspar Team 1’56.292 (Q1)
17 8 H・バルベラ Reale Avintia Racing 1’56.668 (Q1)
18 22 S・ロウズ Aprilia Racing Team Gresini 1’56.771 (Q1)
19 53 T・ラバット EG 0,0 Marc VDS 1’56.903 (Q1)
20 17 K・アブラハム Pull&Bear Aspar Team 1’57.144 (Q1)
21 7 青山 博一 EG 0,0 Marc VDS 1’57.157 (Q1)
22 45 S・レディング OCTO Pramac Racing 1’57.787 (Q1)
23 21 中須賀 克行 Yamalube Yamaha Factory Racing 1’57.861 (Q1)
24 31 野左根 航汰 Monster Yamaha Tech 3 2’01.730 (Q1)

 

moto3,moto2公式予選結果

moto3

今シーズンはTVでもmoto3はちゃんと観ていない状態…青田買い。ドキドキするようなニューカマーを見出すのも楽しいmoto3ですが、なんかイマイチなんだよねぇ。

つことで、結果だけ。

P.P.獲得はロッシのチームのSKY Racing Team VR46 マシンはKTM ライダーは Nicolo BULEGA

moto3予選結果

moto2

moto2はごめんなさい。雨に濡れた身体を早く暖めないと、めちゃくちゃ混む事が想定される「なごみの湯」に急ぐために、途中退場…

風呂へと向かうバスの中の放送で、スリックを履くギャンブルが成功して、中上がP.P,を取った事を知る。やったね!中上。moto2置き土産に最高のポジション。明日はぶっちぎれ!

moto2予選結果

雨で冷えた身体は温泉であたためるはずが…

moto2の公式予選を見るのをやめてまでの風呂。やっぱり早くしないと、昨日の様に空いていてすぐに入れるとはいかなそうな予感で泣く泣くサーキットを後に。

そんな温泉に向かうバス乗り場で信じられない看板が…

只今「なごみの湯」男湯は2時間以上待ちです(女湯はすぐに入浴出来ます)

ふんがーーーーーー

行くのやめようかどうしようか10秒位迷いましたが、行ってみなきゃ分からない。もしも本当にそこまで待つならやめる。と結論付けてバスに乗り込みます。

ホテルツインリンク併設のなごみの湯に到着してみたら…

まさに「風呂シュビッツ」…

2時間待ち。の案内も伊達じゃない位の長蛇の列。ここまでみんなmoto2の予選を観ないででも風呂に入りたいのか(おんなじ事考えている奴がこんなにいるのか)…と唖然。

番号の付いた椅子に静かに座らされ、風呂の順番をただひたすらに待つ人の列。この先に待つものは本当にお湯なのだろうか・・・と不安にさせるような不気味な列

列は椅子よりもはるか後にまで続いている。心なしか、待つ人の顔も暗い

更に更に風呂シュビッツの列はこんなところまで続いていました。2時間待ちもあながち…それにしても46の多い事よ。。。そんなに良いのか?

結局1時間ちょい

意を決して、友人2人と並ぶ事にしました。うちのツレは女子なので待ち時間ゼロで風呂へ。彼女が風呂にゆっくりと浸かり、雨に打たれ冷え切った身体を温めて上がる頃、我ら野郎風呂シュビッツの列はやっと、椅子席中盤あたり。。。

結局、1時間ちょっとで待望の風呂に入る事が出来ましたので2時間てのは大げさ。とはいえ、やっぱり信じられない位の待ち時間…

motoGPが人気になったのはうれしいけれど…

はるか昔、鈴鹿ともてぎの年2回開催されていた頃は、もてぎはガラガラだったのを記憶しています。鈴鹿でのGP、加藤大治郎の悲しい事故死以来開催されなくなり、もてぎ1本になった時にドッと観客は増えましたが、それでもハードが客数をさばききれない事態には至っていなかったと思います。

本当にここ数年の事です。毎年訪れる度に客が増えて行き、メインスタンド近辺が歩くのも大変になったり、発売日にPCの前で待ち構えない限り、指定席券や駐車場の券が取りにくくなったり、お昼ご飯に30分近く並ばないと食事にありつけない(その前に席が取れない)。そして、信じられない位の渋滞に行きも帰りも巻き込まれたりしています。

motoGP人気がバイク人気に結びついていないのが不思議ですが、確かにここ数年motoGPの人気は凄まじいものがあります。

結果、もてぎの施設が完ぺきに客を処理しきれていない状況が続いているのも確か。場内アナウンスでピエール北川が「もてぎのレースイベントの中で一番の集客力を誇るのがmotoGP」と言ってました。

そうなんです。ここまでもてぎで混むのはmotoGPだけなんです。他のレースイベント、スーパーGTは別格でしょうが、WTCCは世界選手権なのに笑っちゃう位ガラガラ。全日本なんて悲惨、S耐やスーパーフォーミュラーもタカが知れてます。となると、施設インフラの増強なんて求めるべくもないのでしょう。

この先も、行きも帰りも大渋滞。メシはいつまで経っても長蛇の列。風呂シュビッツの列はどこまでも長く巡回バスも来ない。更に自由席なんかどこにもない全て指定席に…いつかmotoGPに行かなくなる日が近い様な気がしています。

最悪そうなったら、今後はセパンにでも行くしかないか。

そんなことを風呂シュビッツの列に並びながら思った次第。

もはやmotoGPはフェス

我が家はN5駐車場の奥、フリーのキャンプエリアにてキャンプ泊をしましたが、そのN5駐車場が様変わりしていました。

去年も多少の出店と、雨をしのげるひさしの様なものは出ていたのを記憶していますが、今年は車中泊を激プッシュしているだけあって、N5にはかなりの力の入れよう。

(観客が多すぎて、近隣の宿泊施設ではさばききれなくなったが故の苦肉の策だと思いますが=車中泊のススメ)

インチキグランピング施設の様な大型シェードが駐車場に出現

巨大なミラーボール風オブジェも出現。今までのmotoGPではありえない光景です。。。

昔ながらの屋台が並びますがその先には…

クラフトビール&ホットドッグ等の軽食の移動ショップ。これまた今までのmotoGPにはありえない光景。マジでフェスメシです♬ 本当に素晴らしい。で、この隣には移動簡易セブンイレブンも出店。おにぎりやカップ麺なんかも気軽に揃います

 

もてぎのHPでこのエリアを「語らいの場。」とか何とか書いてあって、当初失笑していましたが、今年の出店状況や休息スペースを見ると、ここで見ず知らずのGPファンとクラフトビールを飲みながら盛り上がるのもありかも。なんて思わせる施設にまで成長しつつあります。

公式予選を終えて

motoGPもてぎラウンドも2日目を終え、いよいよ明日は決勝です。

金土2日とも、野外イベントとしては絶望的な雨続きでしたが、マルケスV.S.ドヴィツィオーゾを軸にmotoGP決勝はかなり面白くなりそうな予感。

moto2は有終の美を飾れるか中上。

moto3はチャンピオンが決定するかも…

辛い雨も多少しのげる施設も多くなって来て、メシも美味くなって来たもてぎ。不便も楽しむフェスとして、決勝も思い切り楽しみたいと思います。

こんなテールtoエンドのバトルを楽しみに寝る事にしましょう☆

 

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